2024/03/18 教育学科
今年度末で定年退職となる高橋加寿子教授(英語科教育・異文化理解担当)の最終講義が行われました
去る3月18日(月)、教育学部教育学科中等教育専攻・高橋加寿子教授の最終講義「意味論・語用論、そして異文化理解、国際交流との出会い」が行われました。
高橋教授は、35年間にわたり本学の教育及び研究の発展に貢献し、特に2013年からは、国際交流センター長・国際交流支援室長として、韓国・中国やフィンランド、ロシアの大学との交換留学や、オーストラリア、中国、韓国、イギリス、カナダ、マレーシアなどでの語学・文化海外研修など、本学の国際交流にかかわる活動を支えてきました。また、全学共通科目の英語の科目を担当する一方で、教育学科中等教育専攻英語科コースの立ち上げにも尽力し、2021年4月にコースが開講されて以来、「異文化理解」や「国際共修」の授業も担当しました。
最終講義では、高橋教授のこれまでの研究や教育の歩みについて振り返られ、もともとの専門が英語学の分野であったことから、特に英語の数量詞の意味論・語用論についての発表があり、その後、国際交流活動に10年あまりかかわる中で異文化理解の大切さを実感し今日の活動につながってきたことが伝えられました。長年の経験に基づいた最終講義は、大変示唆に富み、充実した内容となりました。
講義終了後、学生代表より花束と英語科コースの学生全員からの寄せ書きが高橋教授に贈呈されました。
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