2024/05/21 教育学科

【教育学科】合氣道体験を通じて気持ちと身体を整える(杉浦ゼミ)

5月13日、杉浦ゼミの2年生と4年生(合計10名)が合氣道を体験してきました(心身統一合氣道瑞心館道場:仙台市上杉)。
及川和人先生(瑞心館道場館長)のご指導のもと「合氣道的な身体の使い方」と題し、正しく立つ方法を知ったり、わずかな力で相手を投げたりする体験をさせていただきました。
そもそも合氣道は「争わない武道」と言われ、倒すべき敵として相手をとらえるのではなく、相手の気持ち、動きを尊重し、それに合わせ一体となって身体を導く技法です。
そのためにはまず余計な力を抜き、どんな状況でもリラックスできる気持ちと身体の状態を整えることを大事にします。それは教師の仕事に通じるものがあります。
教師の仕事は子ども達を指導することですが、教育の本当の目的は、子ども達に本来ある良さを引き出すことです。教師は指導する前に、子ども達と同じ視点に立ち、一緒に学ぶ姿勢を整えることでそれが可能になります。
日々の生活からリラックスして、心を落ち着かせて事に当たることの大事さを体験を通じて教えていただきました。
ゼミ生には体験で学んだことをボランティアや教育実習、教員採用試験で活かし、大事な場面で持てる力を存分に発揮できるようになってほしいです。(文責:杉浦)
 

 

 

余計な力を抜いて立つ
安定した姿勢は崩れない

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