2026/06/23 教育学科
【教育学科】教員インタビュー佐藤恵准教授(中等教育専攻・英語科コース担当)
教育学科中等教育専攻で英文学に関する授業を担当している佐藤恵准教授にインタビューを行いました。
1. 佐藤先生はなぜ大学の教員を志したのですか?
教育学部を志望する高校生の皆さんは、その時点で「教員になりたい」という志を強く持っている人が多いと思いますが、私は高校時代さらには大学時代にも「教員」という職業を意識したことはありませんでした。ただ、読書が好きだったので、大学および大学院で英文学を専攻しました。そこで学んでいくうちに、自分が得た知識や経験を教える「教員」という道を自然と志すようになりました。私は引っ込み思案で人前に出るととても緊張するタイプだったので、大学の教員としてたくさんの学生さんの前で話をしている現在の姿を見たら、きっと高校生の頃の自分が一番驚くことでしょう。
2. 現在担当している授業について教えてください。
中学校・高等学校の英語教員を養成する英語科コースで、「英語文学」に関する専門科目を主として担当しています。科目名としては、英語文学Ⅰ・Ⅱ、英語文学講読Ⅰ・Ⅱ、英語文学・文化Ⅰ・Ⅱから成ります。英語文学とは、英語で書かれた文学を意味し、英語圏のみならずアフリカなども含みますが、授業では英文学を中心に扱っています。具体的には、イギリス文学史概説やイギリス小説入門、伝承童謡マザー・グースや英詩の講読と英語教材としての活用方法、イギリス文学と絵画の関連性、などについて授業を展開しています。
3. 英文学の魅力は何だと思いますか?
英文学の魅力の一つは、実際に自分では体験できないこと、つまり、異なった文化的背景を持つ他者の人生、事物の見方や考え方を、読書体験を通して擬似体験できることだと思います。そうした体験を重ねることによって、たとえ自分とは異なる文化やその価値観を完全に理解することはできないとしても、その存在を否定せず、わかり合おうと努力する姿勢を育むことができると期待しています。
4. 学生には大学でどのようなことを学んでほしいと考えていますか?
自分の将来の夢に向かって、大学ではその専門分野を学ぶことはもちろんですが、サークル・ボランティア活動やアルバイトを通じてさまざまな人との関わり方を学び、さらに、たくさんの読書体験を通じて深い教養と豊かな感性を身につけてほしいと考えています。
5. 最後に、英語教員を目指す高校生の皆さんへメッセージをお願いします。
中等教育専攻英語科コースでは、英語と特別支援の教員免許状に加え、司書教諭や司書の資格取得、TOEICや英検などの外部英語試験の受験を支援しています。英語教員を目指す高校生の皆さん、自分の可能性を信じて色々なことにチャレンジしてみませんか。
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