2018/01/16 教育学科

【学科報告】先輩から後輩へ学びを伝える 縦ゼミ学習会を実施(庭野ゼミ)

東北福祉大学では、2年生から自分の興味のある専門分野のゼミを選択することができます。2年生から4年生までの3年間、ゼミでの研究活動を通して、より深い専門性を身に付けていきます。

庭野ゼミでは、特別支援教育について学んでいます。毎年、年に3回、3学年合同の「縦ゼミ学習会」を実施し、先輩と後輩の混合の班を編成して縦割り学習をしています。2~3年生の学生にとって、4年生の先輩から直接、教育実習や教員採用試験などの情報を聞くことができる、良い機会となっています。また、庭野ゼミで継続的に取り組んでいる特別支援学校と障害者福祉施設でのボランティア活動についての報告や、4年生が取り組んでいるゼミ論文の研究発表も行っています。

縦ゼミを通して学生時代に培った縦のつながりは卒業後も続いており、ゼミ生たちは教員になった後も連絡を取り合い、励まし合っています。同じ特別支援学校に庭野ゼミの卒業生が3年連続して採用されたこともあり、ゼミ生同士が卒業後に同じ学校の同僚となって助け合っている例が少なくありません。

特別支援学校における「生活単元学習」「遊びの指導」では教科書はなく、教員が独自に単元の設定や教材教具の準備をし、子どもたちが楽しみながら学習ができるように工夫をして授業を行います。今年度第2回目の縦ゼミ(10月25日実施)では、4年生が特別支援学校の教育実習で使用した手作り教材を再現し、後輩たちに作り方や使い方を伝授しました。

4年生15名の学生たちは2~3名ずつにわかれて、それぞれ、ペットボトルを活用した空気砲や、ハロウィンにちなんだ飾りなどの教材作りを計画し、2~3年生と一緒に作成しました。作成後は班毎に発表をし、学びを分かち合いました。2~3年生の学生たちは、障害のある子どもたちが目を輝かせて学習している姿を思い描きながら、教材作りに励み、この経験を特別支援学校での教育実習や、将来教員になったときに活かしていきたいと意気込んでいました。

学生の感想

2年生 小野寺香里さん

今回の縦ゼミでは、4年生の先輩方に教わり、特別支援学校で使える工作づくりを体験しました。私はペットボトルを使った空気砲の作り方を教えていただきました。作り方は簡単にできるように工夫がされていました。シールなども使い、自分オリジナルの物が作れるので、児童の興味・関心が高まると感じました。実際に特別支援学校の児童に教える時にどんな教材を使い、どう示すかを考えながら取り組むことができ、とても貴重な経験となりました。

縦ゼミでは学年混合でグループを作り着席するため、先輩方と多くの交流がもてます。特に、今回は教員採用試験と特別支援学校での教育実習のお話をたくさん聞くことができました。庭野ゼミは例年、教員採用試験に多くの先輩方が合格していて、今年も9人もの方が現役合格しました。2年後には特別支援学校の教員を目指し、教員採用試験を受験する私にとって、とても貴重なお話を聞くことのできる機会でした。そんな先輩方のお話をたくさん聞くことができて、私は教員になりたい思いをさらに強めることができました。

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