2020/01/15 教育学科 教育学研究科

【学科報告】大学院生によるデジタル教科書を用いた模擬授業を受講

1月15日、社会科教材研究A(担当:三浦)の講義最終回で、本学大学院教育学研究科修士1年在籍の大脇賢次さんがデジタル教科書を用いた模擬授業を行い、22名の学生が児童役で受講しました。

大脇さんは、宮城県で小学校・中学校の教員として勤務ののち、さらに深い学びを求めて本学教育学研究科に進学しました。現在は、主に、社会科における地域調査研究とその教材化に取り組んでいます。
大学院講義「社会科教育特論」(担当:三浦)では、より高い授業実践力形成を目指してデジタル教科書を使用した授業実践に取り組む構成を行っています。大脇さんは、「天皇中心の国づくり」の小単元を選択し、7時間分の学習指導案細案を作成しました。そのうち、1時間についてデジタル教科書(東京書籍『新しい社会 6年上』)を用いた授業構成にするという課題に取り組みました。学部段階ではなかなか経験することができないものです。
今後、教育現場では、デジタル教科書活用も普及していく予測があることから、学生への模擬授業を実施していただきました。

はじめに、世界遺産を導入にし、法隆寺、聖徳太子へと繋げていく授業の流れを作りました。教科書、資料集、ワークシートを駆使し、テンポのよい授業を展開しました。その中でデジタル教科書のデータは、導入とまとめの2回でした。指導法や教材研究の講義で短い時間の模擬授業の経験しかない学部生は、45分間で行われた授業に集中して参加していました。

学生の感想
〇児童に疑問を与え、自分の力で考えていくことを踏まえて、動画などを活用することで、自分の学びにつながると感じました。デジタル教科書の中で何をどれくらい、どのように使うのか、情報の取捨選択も大事なのだと思いました。
〇「デジタル教科書に振り回されない」と模擬授業が始まる前に話していたことが、授業を受けながら理解できました。あくまでも資料の一つとして扱うというねらい、工夫が見られました。
〇一番印象的だったのは、発問が短い言葉で正確だったことです。そのおかげで深く考えることができました。今日デジタル教科書を活用した授業を体験させていただき、とても勉強になりました。この経験を生かして、さまざまな授業作りに取り組んでいきます。
資料を駆使して授業を行う大脇さん
授業に集中する学生たち

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