2021/02/16

教育コラム:課外における学びの支援 ー日本学校音楽教育実践学会合同例会に参加ー

初等教育専攻 渡会純一 准教授(小学校音楽科教育)

課外における学びの支援

今年度感染症拡大により、課外における学生の学びへの支援もオンライン中心となりました。
令和3年2月11日(木・祝)、渡会ゼミは、日本学校音楽教育実践学会北海道・東北支部合同例会in zoomに参加しましたので、報告します。

宮城県の高校の音楽科や、北海道の小学校での授業実践などを動画で視聴しました。その後、コロナ禍での実践では本学OBの教員による対応を聞き、感染症対策で工夫されている点などを学びました。そして、北海道と東北の教員と学生が混ざったブレイクアウトセッションで、意見交換をしました。学生にとっては、他学の学生との交流もあり、現場教員の話も直に聞けることから、非常に収穫の多い会となりました。

なお、コロナ禍での授業の工夫については、学会での報告をまとめると、以下のようになっております。

歌唱

可能な限り広いスペースで歌唱。同時に立つ児童と座る児童が一緒にならぬようにする。不織布のマスクを用い、予備のマスクを用意する。複数の部屋を使用。

楽器使用

普通教室での活動を不可(音楽室、特別教室のみ)。リコーダー等は週1回持ち帰り、洗って持参する。音が出せない時期は運指の確認中心。飛沫を拭き取る新聞紙を音楽室に用意し、それを用いて清掃し、退室時にゴミ箱へ。他の楽器は使用後に消毒。ボディパの実践。

鑑賞

学校再開当時(20206月)は鑑賞中心。曲を聴きながら指揮者になり、拍子を意識する指導。話し合いを行う際は「ロの字型」に机を並べる(2mの間隔確保)。

特別支援教育

マスクをなかなかしない児童がいるので、「こんこんくしゃん」の曲でマスクをする学習の実施を通して、マスクをすることへの抵抗の減少。

 

その他

GarageBandでの音楽づくり。ロイロノートの活用。LINEでの話し合い活動(考える時間の担保)。

 

 

参加した学生の感想

  • こういった学会への参加は初めてでしたので緊張していましたが、様々な先生方のお話から興味深い話をたくさん聞くことができ参加できてよかったなと感じております。特に研究発表での、内容に子ども自身が気づいてから「ラベルを貼る」(知識を指導する)という教え方がとても良いと思いました。今後模擬授業をする際などに取り入れさせていただきたいです。コロナ禍の対策なども非常に為になりました。
  • コロナ禍で音楽科の授業の在り方について見つめ直さなければならない中で、現状や皆様がどのような実践をなさっているのかなど聴くことができました。教育実習や模擬授業等で生かしていきたいと思います。
  • 初めて学会に参加させていただきましたが、とても勉強になりました。たくさんの先生方から、コロナ禍での実践について聞くことができ、今後模擬授業などで実践してみたいと思います。

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