2021/05/24 教育学科
【学科報告】「見える」ものから「見えない」想いにふれる(中等教育専攻 文化人類学ゼミ)
中等教育専攻 文化人類学ゼミでは4月下旬、大学周辺を散策し、「おことわり」の看板から地域の課題を読み解くフィールドワークを実施しました。
新型コロナウイルスの流行以降、従来のフィールドワークとは異なる、新しいフィールドワークの形が模索されています。
今回は、森正美「『おことわり』の界隈」(『京都フィールドワークのススメ』、昭和堂)を参考に、大学周辺で「おことわり」の看板や貼り紙を探し、あえて人と話さずに、「見える」ものから「見えない」地域のルールや課題を読み解くことに取り組みました。
今年度、ゼミでは大学周辺をフィールドに「四ツ谷用水」の痕跡や現在の姿をたどりながら、身近な地域に歴史や伝統がどのように息づいているかを調査しています。
感染防止対策を徹底し、安全にできることを少しずつ探しながら、教育学科の学生たちは地域を見つめる力を育み続けています。
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