2021/06/14 教育学科

20210614【学生報告】教育センター2年次研修に参加して(熊谷ゼミ)

熊谷ゼミでは4年生を中心に、5月26日に仙台市教育センターで実施された仙台市公立小・中学校の現場2年次の教員研修会に参加させていただきました。研修会での先輩教員の後ろ姿から次年度以降の自身の姿をイメージするとともに、「授業づくり概論」を現場教員と共に聴講し大学の講義とはまた異なる体験を味わいました。以下、その感想と学んだことを紹介します。

【教育センター2年次研修に参加して】学生A
今回初めて教育センターに行き、大学とは違った落ち着いた雰囲気を目で見て肌で感じると同時に、実際に教育現場で働いている先生方と同じ場で研修に参加することによって、良い意味で緊張感を得ることができました。先生方がメモを取りながら真剣に講師の話を聞く姿から、授業づくりに対する熱意を感じました。先生方は日々子どもと関わり、授業を行う中で、疲れを感じることもあると思いますが、研修に熱心に参加している姿を見て、子どもを第一に考え、より良い学びを展開していくために常に向上心を持っているのだと思いました。私自身も就職して終わりではなく、就職してからも常に向上心を持って日々保育、教育を学び続ける姿勢を大切にしていきたいと強く思いました。

【聴講を通して感じたこと】学生B
デジタル媒体の普及や技術が進歩していく中で、今後は人間がする仕事は減少していくと考えられますが、講義を受講してやはり教育現場や福祉の現場は特に「人 対 人」での関係にしっかりと意味を持つということが改めて分かりました。業務の効率化やコンピュータを使える能力の視点からは確かにそういった機械の導入は必要ですが、そのバランスはしっかりと見ていくべきであると感じました。また、子どもの読解力や創造力(想像力)の希薄化も課題として挙げられると知りました。これらは、子どもが実際に本を読むことや友人を始めとした人間関係相互のやり取りの中で形成されていくものであると考えます。そのため、そのような視点からも上記で述べたように教育現場は人同士の関わりの中で自分の思いを言葉にする・形にすること、それと同じくらい他者のことを理解することは大切であると感じました。

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