2017/09/29 教育学研究科

【院生報告】日本特殊教育学会で研究発表(庭野ゼミ)

教育学研究科で特別支援教育について学んでいる大学院生の亀浦優佑さんと佐々木あき子さんが、指導教員である庭野賀津子教授の指導を受けて、取り組んでいる研究の成果を、日本特殊教育学会第55回大会(名古屋)にて、ポスター発表の形式で発表しました。

研究発表をしている佐々木さん
研究発表をしている佐々木さん
佐々木さんは「難聴幼児への絵日記を使った言語指導-保護者の関与を促進するための工夫-」というタイトルで、実際に高度難聴の幼児に対して行った言語発達支援及び保護者への支援について発表をしました。佐々木さんが行った丁寧な指導内容と技法に高い関心が寄せられ、多くの参加者が発表を聞きに訪れました。 
参加者に説明をする亀浦さん
参加者に説明をする亀浦さん
亀浦さんは「知的障害が疑われる脳性まひ児への読字支援—ひらがな2音節の単語の読みを中心として—」というタイトルで、自身が行った脳性まひ児への読字指導の効果について報告をしました。対象児が読みやすいように工夫した教材の紹介も行い、発表を聞きに訪れた参加者から、教材のデータがほしいとの要望も出るなど、好評でした。

二人は、今回学会で研究成果を発表することにより、他の学会参加者から良い刺激を受け、新たな学びや気づきがありました。二人とも今年度中に修士論文を書き上げる予定で、現在、執筆活動に励んでいます。

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