2020/02/12 教育学研究科

【学生報告】ICTを活用した地域調査学習教材のモデル教材開発と検証

東北福祉大学大学院教育学研究科に所属する学生の活動を紹介します。

私の研究テーマは「中等地理教育における地域調査学習の実施拡大に向けた実践的研究—ICTを活用した地域調査学習教材のモデル教材開発と検証—」です。昭和30年代の学習指導要領から、中学校社会科(地理的分野)、高等学校社会科・地理歴史科地理科目では、野外調査が重要な学習活動として位置付けられ続けています。しかし、宮本(2009)が宮城県内の中学校の教員を対象に行ったアンケート調査の結果から、「野外調査(フィールドワーク)」の実施率は25.1%に留まっていることがわかりました。高等学校でも池・福元(2014)がアンケート調査を行い、宮本(2009)とほぼ同様の結果が出ています。

私は学部生のとき、地理ゼミの活動で野外調査を経験し、「野外調査を通して地理の学びが深まり、地理の楽しさをより感じることができるようになる」と考えるようになりました。しかし、中学校や高等学校での野外調査の実施率が低い現状を踏まえ、ICT(タブレット端末+Googleマップのマイマップ機能)を用いることで野外調査の実施拡大を目指す研究をしてみたいと考えるようになり、現在に至っています。

なお、文中で取り上げた文献は次の通りです。
  • 池俊介・福元雄二郎(2014):「高校地理教育における野外調査の実施状況と課題 —神奈川県内の高校を対象としたアンケート調査結果から—」新地理,62(1),pp.17-28.
  • 宮本静子(2009):「中学校社会科地理的分野の『身近な地域』に関する教員の意識」新地理,57(3),pp.1-13.

(石橋 拓也) 
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