2017/05/18 保育士・幼稚園課程

2017年5月18日 3年生保育実習指導Ⅱ

2017年5月18日 3年生保育実習指導Ⅱ

今回は、利根川先生による「指導計画の作成」についての講義でした。講義の冒頭で、指導計画につながる大切な「保育者」の価値観を知るためのクイズが出題されました。

皆さんは1つ1つの行動の意味、分かりましたか。

クイズはこの先も続くようなのでしっかり学んでいきましょう。


さて、指導計画とは『全体的なカリキュラム(保育課程、教育課程)に基づいて保育を展開するために、具体的な計画として作成するもの』と明示されています。基本的事項としては、
①どの時期に②どのような活動を③どのようにして行うと良いか

ということに留意し、その場しのぎにならないよう計画を立てる必要があります。そして、環境の構成を考えるにあたり、学生が間違えがちであるのが、『準備物を羅列する』ということだそうです。準備物を記す際には、なにに必要なのか・何個必要なのかということを詳しく書くようにしましょう!

最後に、活動が指導計画通りに進まなかったというときに、『子どもの実態の理解が不十分だった』『指導計画が失敗だった』皆さんならどちらの考えに行きつきますか。

きっと後者だという人が多いはずです。そんなあなたは要注意です。計画通りにいかなかったことを『失敗』と捉えてしまうということは、子どもの自由な活動の在り方を潰すということに繋がってしまうのです。もし計画から外れるようなことがあっても、びくびくせずに、いま、子どもたちに何が必要なのか、発想の転換を図るように心がけましょう。

記事担当者:3年男子