2017/10/12 保育士・幼稚園課程

2017年10月12日 3年生保育実習指導Ⅱ

2017年10月12日 3年生保育実習指導Ⅱ

本日は、ピジョンハーツ株式会社から保育士の梅津夏美さんが来てくださいました!
梅津さんは、今年の3月に福祉大の保育士課程を卒業し、現在、ピジョンハーツ株式会社が運営する「大田区立 東蒲田保育園」で保育士として勤務されておられます。そんな梅津さんから、『私の就職活動』というテーマのもと、お話しをお聞きしました。梅津さんは、私たちと同じ大学3年生の頃からぼんやりと『関東に行きたい』と考えていたそうです。大学4年生になると、そろそろ周りが就活本気モード。そんな時に、友人からピジョンハーツ株式会社を勧められて、本社説明会と見学会に参加することになりました。そこで梅津さんは、福利厚生がしっかりしており、人がとにかく優しいピジョンハーツさんに魅力を感じたそうです。しかし、これまでずっと宮城で暮らしてきた梅津さん関東で暮らすことに不安を感じていました。福祉大の保育士課程の中にも、同じように考えている方、いらっしゃるのではないでしょうか?そんな時、ある方に「最初のうちに、土台がしっかりしたところで経験することが大事だと思うよ」というふうに背中を押してもらい、採用試験を受けることにしたそうです。希望通り、梅津さんはピジョンハーツさんで働くことができ、保育園で毎日充実した生活を送っています。
就活を大成功させた梅津さんなのでした。

そんな梅津さんから、就活のポイントを教えていただきました。
①とにかく行動すること!
→とりあえず気になったら、会社説明会、園見学に行ってみること
②雰囲気を感じ取ること!
→園見学だけではなかなかわからないこともあります。出来ればボランティアをさせてもらうことで、子どもだけでなく職員間の様子や園の雰囲気まで感じることが出来るそうです。
③たくさんの園を比較すること!
→たくさん園に行き、比較することで、新たな園の良さに気づけることもあります
④働くのは自分!
→周りの意見も大事ですが、働くのは自分です。最後は自分で決断しましょう。

加えて、梅津さんが学生時代大切だったなあと感じたことも教えていただきました。
①保育観はなくても「こういう保育がいいなあ」という考えを見つける!
→梅津さんは、『保育観を固めることは、保育者になった今でもなかなか難しい』とおっしゃっていました。学生のうちは、固まった保育観がなくても、なんとなく「この声かけいいなあ」「この関わり真似したいなあ」という気づきを大切にしてほしいそうです。これなら、私たち保育学生でも真似出来そうだと思いませんか?
②アルバイトやサークルの活動も大切にする!
→梅津さんは、アルバイトやサークルでコミュニケーション能力を身につけることが出来たそうです。また、関東に就活に行くには、交通費、宿泊費などなど、お金がかかります。そんな時、アルバイトでお金を溜めておいてよかったと感じたそうです。
③グループワークに一生懸命取り組む!
→現在、保育業界でもパソコンを使いこなすことが当たり前になってきています。だから、学生時代にたくさんパソコンを使うことに慣れておくことが大切なんです。
④希望をもって就職を!
→梅津さんのように、実際に就活に成功した先輩のお話しを聞くことが出来て、希望が見えた方もいらっしゃるのではないでしょうか?お聞きした話を参考にしながら、私たちも希望をもって就活をしましょう。

後輩の私たちのために、大変貴重な話をたくさん聞かせていただきました。梅津さん、ありがとうございました。
さて、それでは本日の実習指導の内容です。本日は、土曜日の保育所実習報告会で行われるポスターセッションの準備を行いました。
今回の報告会は、
①グループ番号、タイトル、メンバーの基本情報
②実習で見た【プラスの評価】
→実習で見たプラスの評価の事例と解説
③実習における課題【ワールドカフェのハーベスト】
→ワールドカフェを行って見えてきた課題の説明
④実習前に取り組んだことで成功したことなど後輩へのメッセージ
 をポスターに記載し、2年生の前で発表する、という内容です。次回の記事で、保育所実習報告会の様子を更新しますので、お楽しみに。今回の記事は以上です。読んでいただいてありがとうございました。

教育学科3年 小松咲永