2017/05/26 保育士・幼稚園課程

2017年5月26日 4年生教育実習の事前事後指導

2017年5月26日 4年生教育実習の事前事後指導

こんにちは。本日は幼稚園実習の事前オリエンテーションです。利根川先生から、実習に向けての心構えと実習生としての姿勢についてお話をいただきました。

私たちは4年間「当たり前のことを当たり前に」をモットーに実習指導を受けてきました。“無断欠席、無断の遅刻、早退、所定の提出物の遅延”などについて厳しくも温かい指導を頂いてきました。もちろん、実習中もそれは変わりません。初心忘れるべからず、なぜ幼稚園教諭一種免許状を取ろうと思ったのかその意思と自分の今の意識をもう一度確認してみましょう。

例えば、期限の厳守について
「期限を守らないと、誰にどんな迷惑をかけてしまうでしょう。」
「期限を守らない保育者が保育をするとどうなるでしょうか。」
「自分本位の連絡をするとあなたは信頼されるでしょうか」

実習中は日誌やら指導計画やら次の日の準備やらで正直毎日が大変です。でも、もし、指導計画の提出期限を守ることができなかったら?
もともと予定されていた時間に指導を受けることができなくなってしまいます。さらには十分な指導を受けることができず、練られていない指導計画をそのまま進めてしまうことになります。提出物の期限が守れないということは、“指導の機会を失う”ということになるのです。

実習においても、社会人としても、基本的なことですが、提出物を期限までにきちんと提出するということはそれだけ大切ということですね。そして、利根川先生から心揺さぶられるような問いかけがありました。
「あなた自身が4年間かけてみにつけてきたことは何ですか??」
「それは専門的な勉強をしないと身につけられないことですか??」
「何を以て、保育者としての信用、信頼が得られる??」利根川先生が15分くらい、考える時間を下さいました。

今までのこの4年間の自分の姿を見つめ直し、4年間思い続けてきた「保育者として社会の役立ちたい」という思いと向き合う時間となったような気がします。
さて、本日最後の指導は「日誌の書き方」についてです。読みやすく丁寧な字で心を込めて書くといことは、もう基本中の基本ですね。
具体的な日誌の書き方のポイントは、
○ 保育者の活動
幼児の活動と保育者の活動を関連づけて具体的に記入します。その際には、先生はなにを意図しているのか、というところまで意識して記入します。
○ 主な活動の記録
PDCAを意識して記入をします!子どもの内面理解、教師の援助、その日のねらい、実習目標、反省会、自分の関わりも含め、考察をします。
実習終了後は、日誌の提出方法についてもしっかりと確認しなければいけませんね。

あとは、お礼状です。「今の季節の時候わかる?」と利根川先生。(わからない、、、!)と稲葉。
(今の季節は、、春はもう終わりだし、梅雨もまだ、、夏とも言えないし、、)授業が終わって調べてみると、今の時期は、
“梅雨前のさわやかな季節、お元気でお暮らしのことと思います”
“空澄み渡り、心地の良い季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか”
などなどがありました。

実習が終わった後のお礼状もオリジナルを入れて素敵に書けると良いですね。と、利根川先生。
さあ、みなさんいよいよ実習ですね。正直大変なこともいろいろある。でもひとりじゃない。僕がいる。みんながいる。仲間がいる。実習がよりよい学びの実践となるよう、ぴよねっと一同も応援しています。
Let’s Go 実習!!!

記事担当:稲葉 澤田