2018/06/18 保育士・幼稚園課程
3年生 保育実習指導Ⅱ
6月14日(木)6限の時間に株式会社パソナフォスター代表取締役社長の長畑久美子先生により、マナー講座「社会人として必要なビジネスマナー」が行われました。3年生は今回で3回目のマナー講座となります。
まず、はじめに昨年度行われたマナー講座の振り返りが行われ、その後ビジネスメールのマナー、名刺の受け取り方、お茶のマナーなどについてご教授いただきました。それぞれのマナーについての要点は以下の通りです。
【ビジネスメールのマナー】
・ビジネスメールはプライベートメールとは違い、組織の代表者として相手に送るものである。
・顔が見えないため、正確・迅速・効果的に使う必要がある。
・本文は短く、簡潔にする。
・見たらすぐに返信する。
※回答がすぐにできない場合は、具体的にいつ回答できるのかのメールを送る。
・HTML(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)形式ではなくテキスト形式が基本である。
・個人情報漏洩には十分注意する。
【名刺の受け取り方】
・名刺をいただいたが、名刺入れを持っていない場合、「名刺入れを持っていないため、こちらに入れさせて頂きます。」と一言添えてクリアファイル等に入れる。
・名刺=顔であるため、丁寧に扱う。
①名刺の受け渡しは起立して行う。
②名刺は相手の目を見て、社名・名前をフルネームで名乗って渡す。
③相手に自分の名前が読める向きにし、胸の高さで差し出す。
④受け渡しは両手が原則。
⑤名刺は胸の高さより下に置かない。
【お茶のマナー】
・お茶を出された場合は、好意として出されているものであるため、飲んで良い。
・「いただきます」や「ごちそうさまでした」など感謝の気持ちを声に出して伝える。
※一気に飲み干さず、飲むタイミングを伝える。
【指示の受け方、仕事の基本】
・「はい」と返事をする。
・メモとペンを忘れずに用意する。
・復唱と確認を行う。
・6W1H(What・When ・Where ・Who ・Why ・Whom・ How)を意識してメモを取る。
・やむを得なく遅刻や欠勤する場合は、前もってわかり次第連絡する。
・離席する場合も、行き先を必ず伝える。
長畑先生はコミュニケーションをとることに加えて、お互いに信頼して仕事するためにマナーが必要であるとおっしゃっていました。また、保育所や幼稚園などに訪問する際、実習生はたしかに緊張はするでしょうが、緊張状態の中でも誠意を持った言動が求められます。
今回のマナー講座を通して不安に思っていた部分が解消された人もいれば、まだまだマナーについての知識が足りないと焦りを感じた人もいるのではないでしょうか。
マナーをきちんとできるようになるためには十分な準備が必要です。
3年生は実習直前の人がほとんどだと思いますが、訪問する前に再度マナーを確認し、失礼のない行為・言動を心がけましょう。
記事作成者:大橋咲恵 西塚麻衣