2019/07/20 保育士・幼稚園課程

グループワークで学びを振り返り、理解を深める/施設実習報告会

7月20日の1、2限に行われた施設実習報告会では、自分が施設実習で何をしたのか、何を学んできたのかについて、種別ごとに5人程度のグループに分かれ、グループワークをしました。
施設の種別は、以下の11です。
同じ種別に実習に行ったメンバーでグループにわかれ、話し合いが行われました。
・一時保護所
・医療型障害時入所施設
・児童養護施設
・障害者支援施設
・障害者福祉サービス
・勤労継続支援B型
・生活介護
・乳児院
・福祉型児童発達支援センター
・福祉型障害児入所施設
・母子生活支援施設

話し合いの項目として、以下の9つについて「実習生が行ったこと」と「職員が行ったこと」について話し合いました。

1)年齢や障害に応じた食事(授乳やおやつ)の場面
2)年齢や障害に応じた入浴・更衣(衣類の着脱)の場面
3)年齢や障害に応じた清潔を保つため(歯磨き・洗面・爪切り)などの場面
4)年齢や障害に応じた排泄(おむつ交換を含む)の場面
5)学年や障害に応じた学習指導・進路指導の場面
6)年齢や障害に応じた作業訓練・療育・自律訓練の場面
7)年齢や障害に応じた余暇(自由)時間・レクリエーション・行事の場面
8)環境整備(居室やトイレなどの掃除や整理整頓)、洗濯作業や被服の管理の場面
9)実習生が行った「遊び」や「レクリエーション」等、保育内容に関する内容

グループでの話し合いでは「非言語的コミュニケーション」についての話題に対して議論が多く行われました。幼児、児童、利用者の行動にはどんな意味があるのか自身の体験を踏まえ、受容する必要性や子ども一人ひとりに合わせた支援とは具体的にはどのようなものなのか話し合い、議論が深まりました。
以上のような実習の振り返りを通して学びがより深まりました。施設の中で保育者としての役割がどのようなものであるか、体験を通して学ぶことが出来たと思います。受容することとはどういうことなのか、愛着関係の成り立ちはどのようなものかなど、保育所実習に向けて具体的な保育者の関わりについて学びが深まったと思います。
今回の学びを活かして保育所実習に臨んでいきましょう。

記事担当:五十嵐廉、菅井あかり