2021/07/08 保育士・幼稚園課程
保育実習指導Ⅰ
7月8日(木)の5限に行われた保育実習指導Ⅰは、「保育実習の基礎理解Ⅳ ビデオ視聴」と題しまして、君島昌志先生より、対面形式での講義をして頂きました。
本日視聴したビデオは、以下の2本になります。
・施設実習の予備知識 第1巻 施設実習の基本
・施設実習の予備知識 第2巻 施設実習の実際
まず始めに、「施設実習の予備知識 第1巻 施設実習の基本」内容は、以下のような流れになっております。
1.施設実習とは
2.施設実習の意義
3.施設実習の目的
4.施設実習の段階的内容
5.実習の心構え
1.施設実習とは
・保育者としての資質、能力、技術を習得する
・施設養護-利用者の生活、発達を保障する
・保護、養育、指導、学習、訓練など領域を理解する
2.施設実習の意義
利用者への援助(養護、ケア)を通して、大学で学んだ専門知識、理論を現場で応用すること
→利用者への直接的な援助や方法を、具体的に体験を通して学ぶ
3.施設実習の目的
①利用者への理解を深める
利用者や家族のニーズを知る、職員からの説明や資料の閲覧
②児童(社会)福祉施設を理解する
施設の役割、使命、目的、機能、職種の専門性、他の社会資源との連携
➂保育者の職務と役割を理解する
専門職集団の中での保育士の職務
④養護(ケア)技術を習得する
援助、指導について見学、観察、指導のもとで援助技術を習得
→実習生が実践を行う場合は、責任を持って実践すること
➄保育者としての自己理解と自己洞察
新たな学習課題の設定、将来の進路選択の資料を得る
4.実習の段階的内容
①初期…見学実習、観察実習
・講話を通して施設の概要を理解する
・一日の流れを把握したり、介助やコミュニケーションの取り方を習得する
・利用者の安全を第一に考えて援助する
②中期…参加実習
・障害の程度に応じた作業班に参加して援助方法を学ぶ
・介助が必要な場面では、食事、排泄、衣類の着脱、入浴などの実際を体得する
➂後期…部分実習、指導実習、まとめ
※部分実習とは、レクリエーション活動などを実習生が指導案を作成し、実践することである
・児童、利用者、施設の機能、保育士の役割の理解を深め、知識、技能を学習する
5.実習の心構え
・実習の目的をよく確認しておく、学ぶ姿勢を持って挑む
・判断に迷ったら施設職員に判断を仰ぐ。指示が理解できない、分からないことがあれば必ず職員に確認を行う。実習生の判断で勝手に動くことは最も危険なことである
・日誌を書いたり職員に質問をする際には感想だけでなく考察など、具体性が必要である
など
次に、「施設実習の予備知識 第2巻 施設実習の実際」では、実習の3日目、6日目、10日目(最終日)の様子を見て、実習のイメージがよりわきやすいような内容になっていました。
映像のなかで、職員の方が「施設で実習をすることは、机上とは違い、現場でしか味わえない独特の体験ができる。そのため、緊張するとは思うが、どんどん質問をして溶け込んでいくような積極性が大切」とおっしゃっていました。実習をさせて頂けることは当たり前のことではなく、利用者の方や職員の方が受け入れてくださるからこそできる学びの場であり、生活を共にする時間になります。頂いた時間が充実したものになるかどうかは、学生次第です。
責任と積極性を持ち、実習に臨めるよう、今できる勉強も積極的に行っていきましょう。
本日視聴したビデオは、以下の2本になります。
・施設実習の予備知識 第1巻 施設実習の基本
・施設実習の予備知識 第2巻 施設実習の実際
まず始めに、「施設実習の予備知識 第1巻 施設実習の基本」内容は、以下のような流れになっております。
1.施設実習とは
2.施設実習の意義
3.施設実習の目的
4.施設実習の段階的内容
5.実習の心構え
1.施設実習とは
・保育者としての資質、能力、技術を習得する
・施設養護-利用者の生活、発達を保障する
・保護、養育、指導、学習、訓練など領域を理解する
2.施設実習の意義
利用者への援助(養護、ケア)を通して、大学で学んだ専門知識、理論を現場で応用すること
→利用者への直接的な援助や方法を、具体的に体験を通して学ぶ
3.施設実習の目的
①利用者への理解を深める
利用者や家族のニーズを知る、職員からの説明や資料の閲覧
②児童(社会)福祉施設を理解する
施設の役割、使命、目的、機能、職種の専門性、他の社会資源との連携
➂保育者の職務と役割を理解する
専門職集団の中での保育士の職務
④養護(ケア)技術を習得する
援助、指導について見学、観察、指導のもとで援助技術を習得
→実習生が実践を行う場合は、責任を持って実践すること
➄保育者としての自己理解と自己洞察
新たな学習課題の設定、将来の進路選択の資料を得る
4.実習の段階的内容
①初期…見学実習、観察実習
・講話を通して施設の概要を理解する
・一日の流れを把握したり、介助やコミュニケーションの取り方を習得する
・利用者の安全を第一に考えて援助する
②中期…参加実習
・障害の程度に応じた作業班に参加して援助方法を学ぶ
・介助が必要な場面では、食事、排泄、衣類の着脱、入浴などの実際を体得する
➂後期…部分実習、指導実習、まとめ
※部分実習とは、レクリエーション活動などを実習生が指導案を作成し、実践することである
・児童、利用者、施設の機能、保育士の役割の理解を深め、知識、技能を学習する
5.実習の心構え
・実習の目的をよく確認しておく、学ぶ姿勢を持って挑む
・判断に迷ったら施設職員に判断を仰ぐ。指示が理解できない、分からないことがあれば必ず職員に確認を行う。実習生の判断で勝手に動くことは最も危険なことである
・日誌を書いたり職員に質問をする際には感想だけでなく考察など、具体性が必要である
など
次に、「施設実習の予備知識 第2巻 施設実習の実際」では、実習の3日目、6日目、10日目(最終日)の様子を見て、実習のイメージがよりわきやすいような内容になっていました。
映像のなかで、職員の方が「施設で実習をすることは、机上とは違い、現場でしか味わえない独特の体験ができる。そのため、緊張するとは思うが、どんどん質問をして溶け込んでいくような積極性が大切」とおっしゃっていました。実習をさせて頂けることは当たり前のことではなく、利用者の方や職員の方が受け入れてくださるからこそできる学びの場であり、生活を共にする時間になります。頂いた時間が充実したものになるかどうかは、学生次第です。
責任と積極性を持ち、実習に臨めるよう、今できる勉強も積極的に行っていきましょう。
記事担当:島貫莉花子、大槻優希子