2021/09/30 保育士・幼稚園課程
保育実習指導Ⅰ
9月30日(木)5限に行われた保育実習指導Ⅰは、【保育実技研究発表会1】と題しまして、Google Meetを使用した同時双方向型の講義形態で発表が行われました。
今回の発表の内容は「絵本・紙芝居」です。
1グループ7~8分程度発表した後に、聞き手側はコメントをチャットにて書き込むという流れでした。
ここからは各ゼミごとの発表内容と、実際にチャットに書き込まれた学生の感想の一部を紹介します。
1.山崎ゼミ
〇絵本「すてきな三にんぐみ」
〇絵本「大きなかぶ」
<感想>
・オンラインで実演が大変だったとは思うが、読む絵本の内容だったりポイントだったり、適切にまとめられていて分かりやすかった
・話し方もゆっくり聞き取りやすい速さで、聞き手側にしっかり目線を向けていた点が良かった
2.高野ゼミ
〇絵本「もりの100かいだてのいえ」
<感想>
・絵本が色鮮やかなので視覚的に子どもの興味が引けそうだと思った
・パワーポイントのまとめ方に工夫があって見やすかった。セリフの部分が役になりきっていた点が良かった
3.利根川ゼミ
〇紙芝居 「あかしろうんどうかい」
➡理由:秋の運動会が開催される時期に合わせて選択した。
➡効果:運動会への期待感を高める、諦めないで頑張る大切さを伝える
〇絵本「ふーってして」
➡理由:色水を使った活動の前の導入として使えると思ったから。
➡効果:子どもの参加型の絵本のため一緒に楽しめる、色彩を楽しめる描写で興味を引く
<感想>
・語尾まではっきりしていてとても聞き取りやすかった
・様々な動物や擬音が出てきて子どもが楽しめる内容になっていると感じた
4.青木ゼミ
〇絵本「あらまっ!」
➡理由:インパクトのある絵が目を引くと思ったから。
※絵本に出てくる登場人物の製作の様子を表現しながら(牛乳パックを使用して木を切る音を表現したり)、もう一人が読み聞かせを行うという発表内容であった。
<感想>
・絵本の内容だけでなく、音の楽しみもあったため思わず引き込まれる発表であった
・登場人物になりきり声のトーンを変えたり、スピードを変えたり工夫されていた
5.和田ゼミ
〇絵本「だいすきひゃっかい」
〇絵本「三びきのやぎのがらがらどん」
➡理由:午睡前に活用できるのでは?
<感想>
・子どもの想像力が膨らむ温かい絵本であった
・読むスピードがちょうどよく聞き取りやすかった
6.河合ゼミ
〇紙芝居「うさぎとかめ」
<感想>
・セリフに合わせて紙芝居を動かしている点や、紙芝居を抜くスピードに緩急が付いている点が工夫されていた
・うさぎとかめで声のトーンを変化させていた点が良かった
7.君島ゼミ
〇絵本「おとうふさんとそらまめさん」
➡理由:食べ物に興味を持てるため。
➡効果:そらまめの食べ物のしくみが知れること
<感想>
・読むスピードがゆったりとしていたり、擬音の部分は明るいトーンで読んでいたりと、未満児に向けた読み方になっていたのではないか
最後に、山崎敦子先生と青木一則先生よりいただいたご講評をご紹介します。
〇山崎敦子先生
・パワーポイントはどのグループも分かりやすく作られていて、発表まで短い時間の中で工夫されていた
・新しい絵本は必ず全部のページに開き癖をつけておくようにすること
・絵本はカバーを外すことが基本になるため覚えておく
・表紙と裏表紙の絵が繋がっている絵本は、それも含めて見ることを子どもは期待して待っているため、読み聞かせの終わりにを見せること
・絵本と紙芝居の読み方の違いはあるため、調べて知識として知っておくといいでしょう。
〇青木一則先生
・子どもの想像を働かせるなど、絵本を読む目的を読み聞かせの前に確認すること。
・役によって言葉遣いが異なることをセリフとして取り入れることで、役に“なりきる”ことができるのではないか?
・絵本の読み聞かせのスタイルや流儀は多様にあるため、ぜひ研究しておくとよい。
今回発表を行ったグループは、発表までの期間が一番短く、限られた時間の中での準備・練習であったとは思いますが、パワーポイントや読み方・見せ方に工夫が見られました。また、他のグループの発表を聞いて、新たな学びや気づきを得られたのではないでしょうか。
私自身、4年生になった今でも学びになることが多くあり、とても勉強になりました。
実習を含め、保育の場面で読み聞かせを行う機会は必ずやってきます。今回の学びや気づきを今後に生かしていけるといいですね。
記事担当:森麻尋、島貫莉花子
今回の発表の内容は「絵本・紙芝居」です。
1グループ7~8分程度発表した後に、聞き手側はコメントをチャットにて書き込むという流れでした。
ここからは各ゼミごとの発表内容と、実際にチャットに書き込まれた学生の感想の一部を紹介します。
1.山崎ゼミ
〇絵本「すてきな三にんぐみ」
〇絵本「大きなかぶ」
<感想>
・オンラインで実演が大変だったとは思うが、読む絵本の内容だったりポイントだったり、適切にまとめられていて分かりやすかった
・話し方もゆっくり聞き取りやすい速さで、聞き手側にしっかり目線を向けていた点が良かった
2.高野ゼミ
〇絵本「もりの100かいだてのいえ」
<感想>
・絵本が色鮮やかなので視覚的に子どもの興味が引けそうだと思った
・パワーポイントのまとめ方に工夫があって見やすかった。セリフの部分が役になりきっていた点が良かった
3.利根川ゼミ
〇紙芝居 「あかしろうんどうかい」
➡理由:秋の運動会が開催される時期に合わせて選択した。
➡効果:運動会への期待感を高める、諦めないで頑張る大切さを伝える
〇絵本「ふーってして」
➡理由:色水を使った活動の前の導入として使えると思ったから。
➡効果:子どもの参加型の絵本のため一緒に楽しめる、色彩を楽しめる描写で興味を引く
<感想>
・語尾まではっきりしていてとても聞き取りやすかった
・様々な動物や擬音が出てきて子どもが楽しめる内容になっていると感じた
4.青木ゼミ
〇絵本「あらまっ!」
➡理由:インパクトのある絵が目を引くと思ったから。
※絵本に出てくる登場人物の製作の様子を表現しながら(牛乳パックを使用して木を切る音を表現したり)、もう一人が読み聞かせを行うという発表内容であった。
<感想>
・絵本の内容だけでなく、音の楽しみもあったため思わず引き込まれる発表であった
・登場人物になりきり声のトーンを変えたり、スピードを変えたり工夫されていた
5.和田ゼミ
〇絵本「だいすきひゃっかい」
〇絵本「三びきのやぎのがらがらどん」
➡理由:午睡前に活用できるのでは?
<感想>
・子どもの想像力が膨らむ温かい絵本であった
・読むスピードがちょうどよく聞き取りやすかった
6.河合ゼミ
〇紙芝居「うさぎとかめ」
<感想>
・セリフに合わせて紙芝居を動かしている点や、紙芝居を抜くスピードに緩急が付いている点が工夫されていた
・うさぎとかめで声のトーンを変化させていた点が良かった
7.君島ゼミ
〇絵本「おとうふさんとそらまめさん」
➡理由:食べ物に興味を持てるため。
➡効果:そらまめの食べ物のしくみが知れること
<感想>
・読むスピードがゆったりとしていたり、擬音の部分は明るいトーンで読んでいたりと、未満児に向けた読み方になっていたのではないか
最後に、山崎敦子先生と青木一則先生よりいただいたご講評をご紹介します。
〇山崎敦子先生
・パワーポイントはどのグループも分かりやすく作られていて、発表まで短い時間の中で工夫されていた
・新しい絵本は必ず全部のページに開き癖をつけておくようにすること
・絵本はカバーを外すことが基本になるため覚えておく
・表紙と裏表紙の絵が繋がっている絵本は、それも含めて見ることを子どもは期待して待っているため、読み聞かせの終わりにを見せること
・絵本と紙芝居の読み方の違いはあるため、調べて知識として知っておくといいでしょう。
〇青木一則先生
・子どもの想像を働かせるなど、絵本を読む目的を読み聞かせの前に確認すること。
・役によって言葉遣いが異なることをセリフとして取り入れることで、役に“なりきる”ことができるのではないか?
・絵本の読み聞かせのスタイルや流儀は多様にあるため、ぜひ研究しておくとよい。
今回発表を行ったグループは、発表までの期間が一番短く、限られた時間の中での準備・練習であったとは思いますが、パワーポイントや読み方・見せ方に工夫が見られました。また、他のグループの発表を聞いて、新たな学びや気づきを得られたのではないでしょうか。
私自身、4年生になった今でも学びになることが多くあり、とても勉強になりました。
実習を含め、保育の場面で読み聞かせを行う機会は必ずやってきます。今回の学びや気づきを今後に生かしていけるといいですね。
記事担当:森麻尋、島貫莉花子