2023/10/05 保育士・幼稚園課程

保育実習指導Ⅱ

2023/10/5 保育のおもしろさを深める 保育所実習の振り返り

105()6限におこなわれた「保育実習指導Ⅱ」では、仙台市子ども若者局幼稚園・保育部運営支援から公務員保育士の方々2名と、認定こども園TOBINOKO、さゆりこども園から保育教諭の先生方を講師としてお招きし、保育所実習を経験してみての疑問点や気づきについてグループワークを行いました。


 (さゆりこども園の先生に質問をする学生たち)

3年生は保育所実習で様々な発見や経験をし、同時に反省点や疑問点などを抱えて実習を終えました。そこで、今回の話し合いでは、実際に現場で働いていらっしゃる先生方に保育所実習で質問することができなかったことや、実習を振り返ってみての自分の行動や援助はどうするべきであったのかなどを質問しました。先生方も学生の質問に対して丁寧に回答してくださり、また、実際に先生方が行っている働きかけなどを例として挙げていただいたことで、イメージしやすく、疑問点の解決につながったように思いました。

(仙台市子ども若者局幼稚園・保育部の先生の話を熱心に聞く学生たち)

【学生からの質問と先生方の回答の一部】

Q)保育において全体を見るコツとは何か?
A)常に視野を広げる努力をすること、前にいる子どもを見つつも全体を見る意識をする。

Q)子どもの集中力が切れてしまって歯止めがきかなくなったときはどうすればよいか?
A)まず、子どもは集中力が長くは続かないということを念頭に置き、行う活動の見直しをする。年齢によって活動内容の工夫をする。保育士はメリハリをつけることを意識し、子どもの興味を引きつけられるような働きかけをする。

Q
)気持ちの切り替えができるような声掛けとは?(登園時にお母さんに会いたいなど)
A)不安な気持ちを抱えている子どもにはまず気持ちに寄り添う声掛けをする(「会いたいよね」、「お母さんがいいよね」など)。また、好きな遊びや子どもの好きなことをすることで自然と気持ちを切り替えることができるような働きかけをする。


今回のグループワークで学んだことを、今後の実習や保育実践にいかし、日々の学習をより深めていけるように頑張りましょう!

記事担当:寺島匠海