荒井ゼミでは、ここまでの 2・3 年次ゼミ活動の集大成として、インターゼミナール大会への参加に取り組んでいます。様々な大学の経済系学部・学科から主に 3 年生が参加し、それぞれテーマ設定してまとめ上げた論文やパワーポイント資料を基にして、お互いに討論します。

毎年 12 月に開催されるこのインターゼミナール大会ですが、今年度は広島修道大学(広島市)で開催されました。われらが荒井ゼミ・「チームけっぱる」は「介護業界を取り巻く課題と改善策について」と題して、経済学らしくお金の問題をしっかり考慮した将来像について政策提言をしてきました。資料をまとめるにあたっては実際に社会福祉法人の方にご協力いただき、インタビュー調査を踏まえて現場感覚を積極的に取り入れていきました。

そんな努力が実ったのか、インターゼミナール大会では最優秀賞を受賞することができました。ここまで頑張ってきた学生たちにとって(実は教員にとっても・・・)大変なイベントにはなりましたが、達成感および自信に繋がる結果となって一安心した次第です。

大学に限らず、学びのプロセスにおいて「本当にこれは意味があることなのだろうか?」と思い悩むことはしばしばあるものです。しかし本当に意味があるかどうかは、実際にやってみた後でないとわからないことが多いのも事実です。今回のインターゼミナール大会のように、「まず飛び込んでやってみる」。学びにおけるそうした姿勢の重要さについて、教員自身も改めて感じ入ったイベントとなりました。