2021/04/14 国際交流 社会福祉学科
宮城在住の外国人、介護福祉士国家試験に合格!/外国人介護人材日本語学習支援事業
東北福祉大学が宮城県から委託されている「令和2年度外国人介護人材日本語学習支援事業」において、介護福祉士国家試験合格をめざす5名の外国人介護人材のうち、今年2名が合格しました。1人は韓国出身の定住外国人の方、もう1人はベトナム出身の技能実習生で、2人とも初回の挑戦で合格することができました。技能実習生が国家試験に合格するケースは全国でも珍しく、宮城県では初めてとのことです。
宮城県は将来的に介護分野での担い手不足が深刻となっており、2025年には介護人材が4,700人余り不足すると推計されています。多様で安定的な介護人材の確保に向けて、外国人介護者の育成と定着は期待される解決法の1つと言われています。令和2年度は、介護未経験者から介護福祉士国家試験受験者まで、約50名の県内在住外国人を対象に介護日本語講座を実施しました。
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