2024/04/15 福祉心理学科 PR課
重宗弥生准教授の研究テーマが公益財団法人JKAの研究助成事業として採択されました
2024年度公益財団法人JKAより公益の増進を目的とする事業に関する研究補助の募集に関して、福祉心理学科の重宗弥生准教授の「ギャンブル依存の日常的な判断における衝動性の検討」を目的とする研究テーマが採択されました。
4月13日にサテライト宮城で交付式が開催され、代表で重宗准教授が挨拶しました。
【重宗准教授 挨拶全文】
「皆さんは衝動買いってしたことありますか?私はよくしてしまうのですが、今回の研究補助事業では、ギャンブルにおいて衝動的な選択をするとされているギャンブル依存傾向の高い方が、日常物品の選択においても、衝動的な選択をしているか検証していきます。このようにギャンブル依存に焦点をあてた研究する一方で、私はパーキンソン病患者を対象とした研究も進めています。ギャンブル依存では、報酬系と言われるドーパミン神経系が過剰になっている一方で、パーキンソン病では、このドーパミン神経系の活動が落ちてしまっており、アパシー、感情鈍麻という外界に無関心になる症状がみられる場合があります。つまり、ドーパミン神経系の活動は高過ぎても低すぎても良くない、ということで、ギャンブルでも、買い物でも、程よく楽しむということを、研究を通して追求していければと考えています。この度は、貴重な機会を与えていただき誠にありがとうございました」
公益財団法人JKAは、競輪・オートレースの売上金の一部で、社会的課題の解決に取り組む活動を支援しています。
4月13日にサテライト宮城で交付式が開催され、代表で重宗准教授が挨拶しました。
【重宗准教授 挨拶全文】
「皆さんは衝動買いってしたことありますか?私はよくしてしまうのですが、今回の研究補助事業では、ギャンブルにおいて衝動的な選択をするとされているギャンブル依存傾向の高い方が、日常物品の選択においても、衝動的な選択をしているか検証していきます。このようにギャンブル依存に焦点をあてた研究する一方で、私はパーキンソン病患者を対象とした研究も進めています。ギャンブル依存では、報酬系と言われるドーパミン神経系が過剰になっている一方で、パーキンソン病では、このドーパミン神経系の活動が落ちてしまっており、アパシー、感情鈍麻という外界に無関心になる症状がみられる場合があります。つまり、ドーパミン神経系の活動は高過ぎても低すぎても良くない、ということで、ギャンブルでも、買い物でも、程よく楽しむということを、研究を通して追求していければと考えています。この度は、貴重な機会を与えていただき誠にありがとうございました」
公益財団法人JKAは、競輪・オートレースの売上金の一部で、社会的課題の解決に取り組む活動を支援しています。
この記事に関するお問い合わせ
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- 住所:〒981-8522 宮城県仙台市青葉区国見1−8−1
- TEL:022-717-3345
- FAX:022-233-3113
- E-Mail:koho@tfu.ac.jp