2025/12/16 福祉実習支援室 社会福祉学科 福祉心理学科 福祉行政学科
令和7年度 精神保健福祉士課程 実習報告会~自身の気づきを仲間に伝える~
令和7年度の精神保健福祉士課程におけるすべての実習が終了し、12月14日、4年生(医療機関実習:120時間以上)および3年生(福祉施設実習:90時間以上)を対象とした実習報告会を開催しました。本報告会は、宮城県精神保健福祉士協会との連携のもと実施され、協会役員2名ならびに、今年度学生の実習をご指導いただいた実習指導者3名をお招きし、学生の発表に対してご講評をいただきました。
外部講師の方をお招きし、講評をいただきました
今年度、福祉施設の実習を終えた3年生、医療機関の実習を終えた4年生がそれぞれ実習の成果を発表しました。
どの学生も発表者の報告を真摯に聞き入れ、共通認識や新たな気づきが促され学びが深まった様子でした。来年度、初めて実習を行う2年生は、先輩の発表から実習のイメージをつかみ、積極的に質問するなど、不安解消や事前学習につながった様子でした。
いずれの学年の学生からも、「ソーシャルワーカーとは何か」という問いを抱きながら、将来に向けて確かな一歩を踏み出そうとする真剣な姿勢が感じられました。
どの学生も発表者の報告を真摯に聞き入れ、共通認識や新たな気づきが促され学びが深まった様子でした。来年度、初めて実習を行う2年生は、先輩の発表から実習のイメージをつかみ、積極的に質問するなど、不安解消や事前学習につながった様子でした。
いずれの学年の学生からも、「ソーシャルワーカーとは何か」という問いを抱きながら、将来に向けて確かな一歩を踏み出そうとする真剣な姿勢が感じられました。
各グループ分かれて発表、ディスカッションする風景
4年生、3年生、2年生が縦割りで15グループに分かれました。自身の演習のクラス以外の学生との交流で、同じ目標に向かうという仲間意識が高まりました。
学生の感想
〇現場ならではの学びを得るためには、事前学習が重要であることを改めて実感しました。
〇先輩から実際の体験談を聞くことができ、大変貴重な機会となりました。
〇先輩の実習報告や指導者からのコメントを通して、実習に対する不安が和らいだように感じました。
外部講師の方々の講評
〇実習以外で大学生と関わる機会が少ない中、皆さんが実習で何を学び、どのような思いを抱いたのかを知ることができ、私自身にとっても学びの多い時間となりました。
〇学生の皆さんの真剣な姿勢や、学生ならではの悩みに触れることができました。今後、実習生と関わるうえでの指針として参考にさせていただきたいと思います。自身の実践について説明できることは専門職として重要であり、そのためにも実習において、自らの対応の理由を十分に考察することに意義があります。
〇現場で展開されているプログラムが誰にとってどのような意味を持つのか、また、なぜその対応が選択されたのかといった疑問を大切にし、積極的に質問してほしいと思います。実習生の視点からの問いは、現場のワーカーが自身の実践を再確認する貴重な機会となります。
〇実習は、実習生と実習指導者が互いに学び合う機会であり、そのような関係を今後も大切にしていきたいと改めて感じました。
〇学生の皆さんの真剣な姿勢や、学生ならではの悩みに触れることができました。今後、実習生と関わるうえでの指針として参考にさせていただきたいと思います。自身の実践について説明できることは専門職として重要であり、そのためにも実習において、自らの対応の理由を十分に考察することに意義があります。
〇現場で展開されているプログラムが誰にとってどのような意味を持つのか、また、なぜその対応が選択されたのかといった疑問を大切にし、積極的に質問してほしいと思います。実習生の視点からの問いは、現場のワーカーが自身の実践を再確認する貴重な機会となります。
〇実習は、実習生と実習指導者が互いに学び合う機会であり、そのような関係を今後も大切にしていきたいと改めて感じました。
~ちょこっとメモ~
■東北福祉大学精神保健福祉士養成課程は、これまで述べ1,500人以上の精神保健福祉士を養成してきました。今後も幅広い分野で活躍できる人材育成に力を入れていきます。
■実習を終えた4年生は、今後、精神保健福祉士国家試験に向けて学習に専念していきます。教職員一同、安心して学習に取り組める環境を整え、引き続き学生を支援してまいります。
■実習を終えた4年生は、今後、精神保健福祉士国家試験に向けて学習に専念していきます。教職員一同、安心して学習に取り組める環境を整え、引き続き学生を支援してまいります。
