2017/07/21 広報課

「保育キャリアデザインセミナー」を開催

7月15日に国見キャンパス1号館大教室で開催され、学生や卒業生、保育関係者ら約500人が参加しました。

総合司会の寄松さん(左)と実行委員長の塚田さん
総合司会の寄松さん(左)と実行委員長の塚田さん
東北福祉大学保育士・幼稚園課程のステークホルダーが一堂に会する「保育キャリアデザインセミナー」が7月15日、1号館大教室で開催され、学生や卒業生、保育関係者ら約500人が参加しました。総合司会は寄松彩乃さん、実行委員長は塚田実央さんと、いずれも社会福祉学科の4年生が務めました。

第1部 より良い保育を考えるミシュラン・プロジェクト

ミシュラン・プロジェクトの学生発表
ミシュラン・プロジェクトの学生発表
2部構成の1部では、より良い保育を考えるミシュラン・プロジェクトの学生が、保育現場で活躍する卒業後1〜4年の14人にインタビューを行い、結果を分析、その成果を発表しました。

下地になったのが昨年度の卒業生が作成した「TFU保育士・幼稚園課程 就職活動ガイドライン2016」。その中で早期離職に関する先行研究では、6年目で半数超が離職していることが分かり、原因の3大要素が給料、残業、人間関係でした。先輩が残した資料がインタビューを行う際に「かなり有用でした」と学生が話していたように、卒業生と現役生とのつながりが本課程の特徴であることを印象付けました。

発表後、1グループ4〜6人のグループに分かれ、発表者とのダイアローグ(対話)が行われました。

第2部 シンポジウム「保育者のキャリアデザイン」

第2部のシンポジウムに参加した卒業生たち
第2部のシンポジウムに参加した卒業生たち
第2部はテーマ「保育者のキャリアデザイン」のシンポジウムを開催。現場で働く1〜4年目の卒業生4人がパネリストとして登場し、保育者としての歩み、課題と展望、後輩へのアドバイスなどを語っていただきました。

4人は発表順に、石井しのぶさん(平26卒、幼稚園教諭)、堤理恵子さん(平27卒、幼稚園教諭)、大久保美紗さん(平28卒、保育教諭)、前田葵さん(平25卒、保育士)で、発表ごとに指定討論者・岸本唯さん(平25卒、元幼稚園教諭、現会社員)が感想を述べ、全体のコーディネーターは和田明人教授が務めました。

発表を聞いた神奈川県鎌倉市で保育園を運営する飯野幸江さんは「みんなが真剣で感動した。私の45年の経験から言うならば、福祉大生は関東圏の学生とは一味違う」と絶賛しました。

1部同様に発表者とグループごとの質疑応答が対話形式で行われ、保育者になるための学び、理解を深めました。


発表を見守って感想を述べる経済産業省の浅野氏(右)と藤岡氏
発表を見守って感想を述べる経済産業省の浅野氏(右)と藤岡氏
続いて、保育園経営者で本学の兼任講師でもある林義仁先生から2人のゲストが紹介されました。経済産業省の大臣官房政策審議室企画官・浅野大介氏と経済産業省産業人材政策室の室長補佐・藤岡雅美氏。

一部始終を見守った浅野氏は、「日本は今、イノベーティブな社会ですか?」と問いかけ、将来への危機感を訴えながら「役所では“50センチ革命”が流行語になっている。これからは現状に触れ、疑問を持ち、より良い明日を考え、できないことはないという姿勢が大事」と強調し、「発表を見ていて、現場のリーダーが育つのはこういう場面なんだという面を目の当たりにした」と感激を口にしました。また、藤岡氏は「一つの軸にもう一つの軸を作ってほしい。保育プラス◯◯とか」と、アドバイスを送りました。

卒業生と現役生が明日への保育のために共に考え、学ぶ本セミナー。5時間にわたり密度の濃い内容になりました。

なお、この日はオープンキャンパスの開催日であり、参加親子の16人が発表の様子を見学しました。

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