2017/11/30 広報課

小川誠二特任教授が慶應医学賞授賞式でスピーチ

過去7人のノーベル賞受賞者を輩出している慶應医学賞の第22回受賞者となった東北福祉大学感性福祉研究所の小川誠二特任教授が11月30日、東京・信濃町の慶應義塾大学信濃町キャンパス北里講堂で行われた授賞式に臨みました。

慶應義塾大学の長谷山彰塾長から表彰を受ける小川誠二特任教授(左)
慶應義塾大学の長谷山彰塾長から表彰を受ける小川誠二特任教授(左)
小川特任教授の授賞研究テーマは「機能的MRIの開発」。脳血流中の酸素濃度に依存した信号をMRI(核磁気共鳴画像法)装置で撮像できることを発見し、BOLD(Blood Oxygenation Level Dependent)信号と命名しました。このBOLD信号により、ヒトの脳活動部位を撮像できることを実証し、機能的MRIの基本原理を確立しました。

近年の技術革新により、機能的MRIは脳機能解析の中心的なツールとして活用され、その適用範囲はますます拡大することが見込まれています。今回は、機能的MRIの基盤技術を開発した小川特任教授の貢献が高く評価されての授賞といえます。

授賞式で慶應義塾大学医学研究科の岡野栄之委員長から審査報告が行われ、長谷山彰塾長から賞状とメダルが贈られました。小川特任教授は「名誉であり、この上ない喜びです」と感無量の面持ちで感謝の意を述べました。
記念撮影に納まる左から長谷山塾長、小川特任教授、Dick教授、岡野委員長
記念撮影に納まる左から長谷山塾長、小川特任教授、Dick教授、岡野委員長
記念講演は、同時受賞したカナダのトロント大学分子生物学教授で、プリンセス・マーガレットがんセンターのJohn E.Dick氏に続いて登場。パワーポイントを用いて機能的MRI発見時の背景から特徴までを説明、1時間を超える英語での熱弁に盛大な拍手が送られました。

この記事に関するお問い合わせ

総務部広報課
住所:〒981-8522 宮城県仙台市青葉区国見1−8−1
TEL:022-717-3345
FAX:022-233-3113
E-Mail:koho@tfu-mail.tfu.ac.jp