2018/12/06

「国際協力論」でルワンダからのご夫妻が講演しました

本学の講義「国際協力論」(担当・石野莞司教授)の一環として、アフリカのルワンダで国際協力事業を手がけるNGO「ムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト」の代表ガテラ・ルダシングワ・エマニュエル氏と副代表のルダシングワ真美氏夫妻が12月6日、国見キャンパスで講演しました。テーマは「ルワンダ大虐殺から四半世紀〜2020年東京パラリンピックを目指して」で、学生や教職員ら約100人が参加しました。

ルワンダ国の状況を説明するルダシングワご夫妻
ルワンダ国の状況を説明するルダシングワご夫妻
幼少時の医療ミスで右足マヒが残るガテラ氏と、真美氏はルワンダで紛争や事故、病気で脚などを失った人のために義肢製作と無料提供を行っています。

講演はルワンダ国の紹介から、民族紛争によって最大100万人が殺害されたといわれる1994年の大虐殺の経緯まで、ガテラ氏がスワヒリ語で語り、真美氏が通訳しました。とりわけ大虐殺は「伝えないと忘れてしまう。若い人に事実を伝えていく」と使命感をもっての説明でした。

話はパラリンピックに及び、ルワンダが初出場したのは2000年のシドニーの水泳でした。観戦した真美氏は「あの声援は一生忘れられない」と声に力を込めました。

夫のガテラ氏は2年後に迫る東京のパラリンピックで、車いすマラソンでの出場を目指しています。目下、トレーニング中で「生きているうちに、やりたいことがたくさんある」と話しました。

最後は、学生に語りかけるように「皆さんが勉強したことは世界中が必要としている。役立つことはたくさんある。人を思いやる気持ち、愛し合う気持ちを保ってほしい」と呼びかけました。

アフリカの障がい者のために献身的に取り組むガテラ氏と真美ご夫妻。外務大臣賞に加え、今年は新たに読売国際協力賞に選ばれました。

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