2023/11/16 PR課

未来に襷を繋ぐ3日間 仙台市立第一中学校2年生11名 職場体験活動

仙台市立第一中学校の2年生11名が11月14日から16日、職場体験活動で国見キャンパスを訪れ、PR課での仕事を体験しました。
(この記事は生徒らが取材・撮影し作成しました。左側の写真は自分たちで考えたタイトルのイメージに合う写真を選定しました)

1日目(11月14日)

企画を考える生徒たち
企画を考える生徒たち
自分たちで考えた企画、イベントを高校生、大学生に繋いでいくプロジェクトがスタートしました。

今後、わたしたちが実現させたい「子どもたちへのイベント」について3日間でたくさんの企画や意見を出し合い、2グループに分かれ企画をまとめて、プレゼンテーションを行います。

午前はカメラの使い方を教わり、大学内外の風景を撮影しました。校舎や体育館など様々な設備があり、とても広くて驚きました。その後に糖分補給のため、おやつを購入しました。
糖分摂取したのち、グループに分かれ企画案を考えました。出てきた案はホワイトボードにまとめて書き出しました。アスレチックやお化け屋敷などの様々な面白い案がたくさんでてきました。

その他にも、人生についてポジティブに生きる方法や、大学のホームページの記事の作り方を教わりました。

お昼の学食ではきつねうどんやカツカレー、その他にもワカメそばなど美味しい料理をたくさん食べました。東北福祉大学の食堂では食事以外でも勉強、休憩もできるそうです。

午後は記事に使う写真を撮ったり、午前中に出た意見をまとめ、実現可能かどうか、安全かどうかを真剣に考え、たくさん出した案を数個に絞ったりしました。また、2日目に取材を受けてくれるという女子陸上競技部の梅村光理さんへの質問を考えました。普段は分からないような梅村さんの一面を聞き出し、スポットライトを当てられるような質問を全員で話し合いました。
学校周辺を見回る生徒たち
学校周辺を見回る生徒たち
企画書を作成中
企画書を作成中
企画案をリストアップする生徒たち
企画案をリストアップする生徒たち

2日目(11月15日)

昨日の仕事を終え、一回り成長して仕事に就いた2日目。午前は女子陸上競技部キャプテン兼マネージャーの梅村光里さんに昨日考えた質問をインタビューしました。選手からマネージャーに転向された梅村さん。そこに隠された思いや、マネージャーを続けることができた原動力、選手とのかかわり方などをお聞きしました。

その後、取材したことをまとめ、どのような記事にするかを皆で話し合いました。まず取材で聞いたことと、その答えを聞いてパソコンでまとめました。その後、それらを記事にする順番を決めました。

昼は、皆で昨日とは違う食堂で昼食をとりました。食堂ではラーメンが人気で、皆と一緒にチャーハンやラーメンを食べ、食後は好きな飲み物を自動販売機で買っていきました。

午後は、梅村さんの取材したことをまとめて記事が完成しました。その後すぐにホームページに掲載され、作成した私たちは達成感ですごく喜んでいました。

記事作成後、初日の企画案をスライドにまとめました。各チームは実施する目的、ルール、予算などをまとめ、スライドを完成させました。その他、1日目に撮影した写真の選定などを行いました。
学生インタビューをする中島理沙さん
学生インタビューをする中島理沙さん
みんなで学食を食べてます
みんなで学食を食べてます
全員で1日目の写真を選定中
全員で1日目の写真を選定中

3日目(11月16日)

午前中は2グループに分かれて「子どもたちへのイベント」のゲーム内容についてプレゼンテーションを行いました。どうしたら企画が採用されるのか。プレゼンテーションはどのようにしたら相手の心に響くのかなど、考えることがたくさんありました。スライド通りにしゃべってしまったり、説明が至らない点など多々ありましたが、自分たちの思いを伝えられたと思います。

発表を聞いてくださった心理学の山口先生から「ひとつの視点から見るのではなく、様々な視点から見ることでいろんなことが見えてくる」などの大切な意見をもらい、自分たちの考えを見直すこともできました。

午後は3日間の集大成として、この職場体験を通して学んだことについて記事をまとめました。この3日間で学んだことについて一人一人の感想を発表しあったり、記事の訂正、個人個人のまとめなどをしました。一人一人の思いがしっかり伝わった時間でした。私たちが立案、プレゼンテーションをした企画を今度は高校生の体験参加者にブラッシュアップしていただき、そして東北福祉大学のみなさんへ繋がっていくと思います。
プレゼンテーション
プレゼンテーション
休憩中に学内散策
休憩中に学内散策
企画や記事の作成
企画や記事の作成

体験した11人の感想

三宅陽木さん「私は最初に福祉大に来たとき、何をするのかわかりませんでした。何か教えたり、勉強の仕方など先生の職業を学ぶものかと考えていました。しかし、実際に職場体験に来てみると、とても楽しく、私の得意なパソコンで記事を作る仕事をするものでした。記事を作るのは楽しく、文を作ったり、写真の撮影などなど僕の好きなことばかりでした。僕の知らないことを知れたり、とっても楽しかった3日間でした」

遠藤和さん「最初は介護など福祉的なことを学ぶのかと思っていましたが、ふたを開けるとインタビューや記事の作成などthe仕事という感じで驚きました。でも、みんなと協力することで楽しくもできたので本当に良かったです」

中島理沙さん「今回の職場体験では、仕事中にお菓子を食べたり、大学内のコンビニに行ったり、学校ではできないようなことをたくさんすることができました。
昼食は学食というだけあって、学生にも優しいお値段で、弁当ではなく学食にしてよかったなと思いました。実際の仕事は、プレゼンテーションや企画の考案など、想像していたイメージとほぼ同じで「今、自分仕事しているな」と実感しながら働くことができました。また、9時から15時という早すぎず遅すぎずの時間帯で、仕事中に疲れることなく集中して働けてよかったです」

村澤賢太郎さん「正直、最初は微妙でした。働きたくなかったし、めんどくさいと思っていたところもありました。しかし、仕事をするにつれ、この仕事にもいいことがあるのだなと思えるようになって続けられました。記事作成やインタビューは楽しかったです。どんな職場でも出会いはあるんだなと思いました」

青栁馳さん「仕事として初めてインタビューやプレゼンテーションを体験して、大変なこともありましたが、その分、仕事をするやりがいや楽しさなどを感じることができました。ここでの経験を将来に活かしていこうと思っています」

早坂恵悟さん「はじめはどういう仕事かよくわからない状態で、うまくいくか心配でしたが、仲間と共に最後プレゼンテーションを終えることができました。さらに貴重なインタビューもさせていただいて、仕事がどういうものかよくわかり、この先の将来に生かそうと思いました」

三浦旭陽さん「最初はどういう仕事かわかりませんでしたが、ホームページの制作やプレゼンテーションをしていく中で、どういう仕事かわかってくるようになりました。この経験を生かし、これからの自分を変えていきたいです」

目黒結人さん「最初に企画を受け持つと聞いた時、とても不安でしたが、みんなで案を出し合いながら何とか終わらせられてとても達成感がありました。この経験を活かしたいです」

森岡陸さん「プレゼンテーションの制作を通して、改めて協力することの大切さを知ることができました。これからは、この職場体験で学んだことを生かしていきたいです」

米山黎さん「普段何気なく見ているホームページは、思っていた何倍も推敲したり添削したりして掲載される大変な裏側があることを知り、これからはホームページの文章をよく見たいなと思いました」

菊地咲羽さん「小学生の時にスチューデントシティで少しだけ職場の体験をしていましたが、本格的に職場に行って体験するのは初めてだったので、とても緊張していました。でも、どの方もとても親切な方で、緊張もほぐれ、楽しく体験することができたと思います。そして、ここの職場に決まった時、大学って書いてあるから何をするのだろう?と疑問に思っていましたが、内容は普段あまりやっていないようなインタビュー、記事を書く、カメラで撮るなどでした。やることに対して自信はあまりありませんでしたが、乗り越えたことでとてもいい経験をすることができたと思います。さらに、普段では聞くことのできない人生の生き方を聞いて印象に残ったことは、「人を嫌ったらその人に必ず嫌われる。逆に人を好きになったらその人に好かれるし、人生が楽しくなる」「どんな悪いことがあっても、最終的によくなる」のような言葉です。なので、これからは今回新たに知ることができたことを心にとどめながら、日々生きていきたいです!そしてさらに、今までに一度も経験がなかった学食で食事をしましたが、思っていたよりもとてもおいしくて、三日すべてうどんになってしまいました。とてもおいしかったです」

梅村さんと全員との記念写真
梅村さんと全員との記念写真

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