2026/07/14 共生まちづくり学科 広報部PR課

角田市長が語る、地域課題解決のリアルと未来(地域創生論)

黑須市長の講義「市民力咲き誇る、角田市」
黑須市長の講義「市民力咲き誇る、角田市」
7月13日(月)の3限目、共生まちづくり学科の講義「地域創生論」において、本学と連携協定を結んでいる宮城県角田市の黑須貫市長を講師に迎え、特別講義が行われました。

テーマは「市民力咲き誇る。角田市ー安心して、いきいきと誇らしく暮らせるまちー」です。東北が直面している少子高齢化や過疎化といったリアルな地域課題に対し、自治体のリーダーとして最前線で舵を取る黒須市長の話に、受講した学生たちは真剣な表情で耳を傾けました。

リーダー自らが先頭に立ち、実行することの意味

黑須市長は講義の中で、角田市が取り組んでいる具体的な地域活性化策や、これからの東北に必要な視点について熱弁を振るいました。単なる理論の解説にとどまらず、「課題を見つけるだけでなく、自らが先頭に立って実行に移すこと」の大切さを、自身の経験をもとに熱いメッセージを学生たちへ投げかけました。

講義の要旨として、以下の5つの重要な視点が示されました。

①「本当の豊かさ」の定義:「経済的な豊かさ」に加え、「精神的な豊かさ」が共存する地域づくりを
②守るべき基盤:角田市の住民の安心・安全を守るうえで、農業振興や災害対策等は重要課題であること
③人が育つ仕組み:“まちを丸ごとキャンパス”にする「かく大学」の取り組み。学びを通じてつながるまちづくりと、地域を担う人材育成を推進する
④これからの福祉:福祉を単体で捉えるのではなく、福祉とは、まちづくりそのものであるというアプローチ
⑤自治体経営のゴール:角田市は、住民の幸福(Well-being)を実現するために市政を行う

自治体経営の最前線にいる市長だからこそ語れる具体的で、かつ前向きな話に学生たちは熱心にメモを取りながら、地域創生のリアルを学びました。

■学生からの質問(抜粋) 
質疑応答の時間には、これからの地域社会を担う学生たちから、鋭く前向きな質問が寄せられました。

・「角田市を活性するためには、何が必要だと黑須市長は考えていますか」
・「イベント以外での角田市の盛り上げ方について、より良い方法をどうお考えですか」

学生たちの熱意に対し、黑須市長から一つひとつ丁寧な回答をいただきました。

未来の地域社会を支える原動力に

行政のトップから直接マインドや実行力を学んだこの講義は、「共生のまちづくり」を学び、未来の地域社会を支える学生たちにとって、極めて有意義で貴重な時間となりました。地域の課題解決に向け、若い世代が次の一歩を踏み出す大きな原動力となることが期待されます。
黑須市長と記念写真
黑須市長と記念写真

参照:角田市計画について