2026/07/10 福祉行政学科 広報部PR課

サマースタイルアワード(ボディメイク)優勝 奥山忠昭さん(教育学科)学生インタビュー

(※内容は2026年6月に取材したものです。)
左写真:本学福聚殿のトレーニング室で撮影

東北福祉大学・奥山忠昭さん(教育学科4年)インタビュー

Q. サマースタイルアワード・「スポーツモデル部門」のミドルクラス(千葉県予選)での優勝、本当におめでとうございます!まずは率直に、チャンピオンの座に輝いた瞬間のお気持ちをお聞かせください。

A. 本当に嬉しかったです。「これまでの努力がようやく報われた」と、心からホッとしました。今回の大会に向けて、初めて本格的なボディメイクに挑戦したのですが、時間的にも体力的にも、これまでにないほど自分を追い込みました。辛い時期もありましたが、優勝という最高の形で成果を証明できて、大きな達成感でいっぱいです。

Q. 今回の大会に向けて、特にこだわって仕上げた部位や、ステージ上で「ここだけは誰にも負けない」と思ったご自身の強みは何ですか?

A. 一番意識したのは、体全体の「絞り(体脂肪を極限まで落としたシャープさ)」です。それに加えて、肩から背中にかけての、逆三角形の美しいラインを作ることに徹底的にこだわりました。ステージの上では、そのシルエットが自分の最大の強みだと自信を持ってアピールできました。

Q. サマースタイルアワードでの優勝について、ご家族の反応はいかがでしたか?

A. 実は、特に母親がずっと心配していたんです。急激に体が大きくなっていく様子や、大会前の過酷な減量を見て、体調を崩さないかとハラハラしていたようです。本当はもっと一緒に大喜びしたかったのですが(笑)、それだけ自分のことを身近で気遣ってくれていたんだなと、今では感謝しています。

Q. 今回の快挙で最も驚くべきは、専用の施設ではなく「学内の一般学生向けトレーニング室」の器具を駆使して頂点に立ったことです。限られた設備の中で、どのようなメニューの工夫やアプローチをされたのでしょうか?

A. 最初は、大学のトレーニング室で重いものを持ち上げる基礎的な運動からスタートしました。継続するうちに目に見えて体が変化していき、トレーニングの楽しさに目覚めた原点がこの場所です。その後、より効果的なフォームや専門的な指導を求めて外部のジムにも通うようになりましたが、日々の自主トレやベース作りにおいて、いつでも気軽に利用できる学内のトレーニング室は、私にとって欠かせない心強い環境でした。

Q. 周囲の一般学生の視線や、トレーニング室での仲間(あるいは職員の方)との交流で、励みになったエピソードがあれば教えてください。

A. 黙々と通い続ける中で、私の体が少しずつ変わっていく様子に気づき、「すごいね!」「引き締まったね」と声をかけてくれる人がいたんです。誰かが自分の努力をちゃんと見ていて、応援してくれている。その実感が、苦しい練習を乗り越えるための何よりのモチベーションになりました。

Q. 教育学部4年生ということで、教育実習や卒論、日々の講義など、学業も非常に多忙だったと思います。過酷な減量やトレーニングと学業を両立させるために、どのような時間管理をしていましたか?

A. 授業が1限からある日は、朝4時頃に起きてトレーニングを終えてから大学へ向かっていました。1日のスケジュールは「トレーニング、授業、アルバイト」でほぼ埋まる毎日です。客観的に見ればハードだったかもしれませんが、自分が心から好きなことに没頭していたので、つらい練習も含めて、とても充実した日々を送ることができました。

Q. 現在、4年生として「教育系に進むか」「ボディビルのプロとして生きていくか」という進路で迷っていると伺っています。それぞれの道に対して、今どのような魅力を感じ、どのように葛藤しているか、素直な胸の内を教えていただけますか?

A.基本的には、小学校教諭とボディメイクの「両立」を目指したいと考えています。決して簡単な道ではありませんが、まずは全力でチャレンジしたいです。やるからにはどちらも中途半端にはしたくありません。もし将来的に、両立することでどちらかの質が落ちてしまうようなことがあれば、その時は覚悟を持って一つの道を突き進むつもりです。
ボディメイクで培った「努力の尊さ」や「自分と向き合う大切さ」を、今度は教師として、子どもたちに違った角度から伝えていける存在になりたい。実は塾講師のアルバイトの際、子どもたちが私の体格に興味津々で、体づくりや筋肉の話題で大いに盛り上がったんです。自分の個性が子どもたちとの距離を縮めるきっかけになると実感できた、とても大切な思い出です。
その一方で、これまで命がけで挑み、日本一を掴み取ったからこそ、プロとしてのキャリアや誇りも簡単に手放せるものではありません。今はその両方の可能性に対して、人生を懸けて真剣に向き合っています。
Q. 「環境のせいにして諦めない」を体現した先輩として、同じように限られた環境の中で夢や目標に向かって奮闘している福祉大の後輩たち、そしてこれから入学してくる未来の学生へ、熱いメッセージをお願いします。

A. 私は「忙しい」を言い訳にしないことをモットーにしています。「忙しいからできない」で終わらせるのは簡単ですが、そこで思考を止めず、「どうすれば時間を作れるか」「どう効率を上げれば改善できるか」と、前向きに解決策を考えてみてほしいです。

サマースタイルアワードとは

サマースタイルアワード(SSA)は、健康的で洗練された肉体美を競う国内最大規模のボディメイクコンテストです。「夏が一番似合う身体」をコンセプトに、単なる筋肉量だけでなく、全身のバランスや絞り、ステージ上での表現力を総合的に審査します。エンターテインメント性の高い華やかな舞台演出が特徴ですが、独自のプロ制度や厳格なアンチドーピング体制も確立されています。若者を中心に高い支持を得ており、現代のフィットネスカルチャーを牽引する民間最高峰の競技大会です。

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