履修登録

Ⅰ 履修登録の基本的な考え方(正科生)

5 履修登録科目のチェック

 履修登録用紙送付後の登録科目の変更は一切できません。履修登録用紙送付の際には,下記の点をチェックしてから投函してください。

  1. (1) どの科目を履修しなければならないのか理解していますか
     「開設授業科目一覧」を参考に,卒業やめざす資格・免許状のために,どの科目が必要なのかをつかんでください。
  2. (2) 履修モデルを参考にしていますか
     自分の学科や取得を希望する資格の履修モデルとご自身の登録科目を照らし合わせてみてください。
  3. (3) 配当年次が自分の学年より上の科目は履修登録できません
     入学初年度については,以下のとおりとなります。
    • 1年次入学者 配当年次が「1年以上」の科目のなかから登録可。
    • 2年次編入学者 「1年以上」「2年以上」の科目のなかから登録可。
    • 3年次編入学者 「1年以上」「2年以上」「3年以上」の科目のなかから登録可。
  4. (4) スクーリング受講予定の科目は履修登録しておいてください
     スクーリング開講予定(『試験・スクーリング情報ブック』参照)を参考に,履修登録の段階で,今年度どの科目のスクーリングを受講するのかについてある程度予定をたててください。履修登録をしていない科目のスクーリングは受講できません。
     スクーリング開講予定は,毎年1〜3月ごろにほぼ確定します。10月生の方は,これまでのスクーリング開講実績を参考に,2月の追加履修登録も活用しながら,履修登録科目を決めてください(10月新入生は入学時に40単位の履修登録をせず32~36単位にすることもご検討ください)。
  5. (5) 履修条件のつく科目を受講予定の場合は,前提として受講していなければならない科目も必ず履修登録してください
     「心理学研究法Ⅰ・Ⅱ」「社会福祉援助技術演習A・B・C」「精神保健福祉援助演習A・B・C」および実習科目など一部の科目について,スクーリング受講申込み時点などで受講条件が課されます(「学習を開始しよう」および「3章 資格・免許状取得のための履修方法」参照)。
     各科目ごとの受講条件については「3章 資格・免許状取得のための履修方法」『レポート課題集』に記載されています。2年次以上では,その点も考慮して,履修登録科目を決めてください。
  6. (6) セット履修科目にも注意してください。
     「介護概論」を履修するためには「高齢者福祉論」を履修登録していないとできない,カウンセリング系科目を履修するためには「カウンセリングⅠ」を履修登録していないとできない,などの原則です。
  7. (7) 履修登録単位数を確認してください
     正科生は年間の授業料で年間40単位まで履修できます。たとえば前年度に30単位しか履修しなかった場合,残りの10単位は次年度に繰り越され,次年度は50単位までの履修が可能です(くわしくは「超過履修費」参照)。
     一度超過履修費の請求が出ると,履修取消ができなくなり,また超過履修費を納入するまですべての教科書をお送りできません。入学初年度の最初の履修登録は,必ず40単位以内にしてください。
  8. (8)複数の資格取得
     社会福祉士と精神保健福祉士,社会福祉士と認定心理士など,複数の資格・免許状取得をめざされている方もおられると思います。しかし,複数の資格・免許状取得は大変な努力を要します。また,演習・実習事前指導科目をスクーリングで受講することや実習期間の関係で,最短修業年限での卒業は難しくなります。入学後最初の履修登録では,自らめざす資格・免許状のうち必ず取得したいものを決めていただいたうえで,科目を選択してください。
  9. (9) 履修登録用紙のコピーは取っておいてください。教科書が到着したら,①自分の登録と合っているか,②教科書がすべて送付されているかをご確認いただき,不備・不足の場合は到着後10日以内にお申し出ください。