2024/11/16 ボランティア 共生まちづくり学科

ふくしまスタディツアー2024を実施しました

日本財団ボランティアセンターとの共催で地域創生推進センターと産業福祉マネジメント学科石塚裕子ゼミで、11月1日(金)~3日(日)に「ふくしまスタディツアー2024」を原子力災害の被災地(南相馬市・浪江町・双葉町・富岡町)で行いました。

初日は東京電力廃炉資料館(富岡町)で原子力発電所の事故の概要と廃炉に向けての取り組みを学んだあと、双葉町に移動し、役場の方の案内で、復興に向けて住宅整備が進んでいるところと、現在も帰還困難区域で13年間、時間が止まってしまった地域や建物の両方を確認しました。

2日目は、2050年に福島県外へ搬出予定となっている除染物の中間貯蔵施設を見学し、区域内に立地する神社を住民が手入れをして大切にしていることを知りました。
また、富岡町、双葉町の被災者のお話を直接、聞く機会を設けました。

最終日は、未だ98%以上が帰還困難区域となっている浪江町津島地区を訪問し、変わり果てた故郷をまえにふるさとを返して欲しいと訴える被災者の想いを知りました。
その他、原子力災害考証館(いわき市)、俺たちの伝承館(南相馬市)といった民間の伝承施設の見学も行いました。

参加した学生は、メディアで見聞きしていたものとは異なる、ふくしまの「今」を五感で感じ、福島の課題ではなく私たちの課題として考え始めている様子がうかがえました。

令和6年12月6日(金)18時から本学国見キャンパス140教室やオンライン(ZOOM)にて報告会を開催します。
学生たちが見て、聴いて、肌で感じたことを報告します。
みなさまの参加をお待ちしております。

↑ 参加希望の方はチラシをクリックしてください。
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公益財団法人 日本財団ボランティアセンター
公益財団法人 日本財団ボランティアセンター

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