2025/10/20 硬式野球部

リーグ戦春秋連覇/令和7年度仙台六大学野球秋季リーグ戦最終節 仙台大学戦

令和7年度仙台六大学野球秋季リーグ戦最終節。10月11日、13日、14日に仙台大学戦が行われ2勝1敗で、勝ち点4となり優勝しました。

(トップ写真):優勝を果たしマウンドに集まるナイン

最終節1日目(10月11日)

秋季リーグ戦最終節の初日、福祉大は仙台大と対戦。打線が序盤からかみ合い主導権を握ると、エース・櫻井頼之介(4年・聖カタリナ学園)が3安打完封の快投を披露し、勝利を引き寄せました

打線好調、初回から主導権を握る
打線は、初回1番多田羅浩大(2年・智辯和歌山)がセンターへの安打で出塁し、続く打者のセカンドゴロで無死1、2塁と好機を広げ、3番佐藤悠太(3年・報徳学園)のレフトへのタイムリーヒットで先制点を奪います。さらに4番小島慎也(3年・帝京)のレフトへのタイムリーツーベースで2点を追加。その後、4回表に8番小山凌暉(3年・東海大菅生)が安打で出塁、9番伊藤の送りバントで一死2塁のチャンスを作り、バッターは1番多田羅。レフト頭上を越すタイムリースリーベースで1点を追加すると、続く打者の犠牲フライでさらに1点を追加。その後5回表にも好機を逃さず1点を追加。打線の連携が光り、福祉大は9回までに6点を挙げ、勝利を呼び込みました。

エース櫻井、貫禄の完封
投げてはエースの櫻井頼之介が9回を投げ抜き、3安打無失点の快投。安定感あるピッチングで相手打線を封じ、守備陣とともに完封勝利を演出しました。最終節の大事な一戦で福祉大は投打がかみ合い、白星スタートを切りました。


▽1回戦
東北福祉大学  300 210 000  |6
仙台大学          000 000 000  |0


【福】櫻井頼-伊藤和
【仙】佐藤幻、樫本-井尻
【二塁打】小島、伊藤和(福)、服部(仙)
【三塁打】多田羅(福)

最終節2日目(10月13日)

同2回戦、相手に先制され一時は追いつくも試合の主導権を握れず敗戦しました

失点の直後に追いつくが、追加点を挙げることができず。
打線は、2点をリードされた2回、無死満塁の場面で1番多田羅浩大(2年・智辯和歌山)のショートへのゴロの間に1点を取り返します。なおも続く2番髙岡新時(3年・龍谷大学付属平安)の死球で2点を追加して同点に追いつきます。その後の回はランナーを出しますが、得点に結びつけることができず、苦しい展開となります。

4人の継投で粘るも、相手の勢いを止められず8失点。
先発のマウンドには、森優太(4年・八戸学院光星)が上がります。森は初回を無失点に抑えますが、2回に3本のヒットを打たれ、3回にランナーを出したところで櫻井椿稀(1年・鶴岡東)に交代します。櫻井椿は直後に1点を失いますが、3回と4回を1失点で抑えます。2対3で迎えた5回、相手にレフトスタンドへのホームランを打たれ、さらに2点を失うとマウンドには猪俣駿太(3年・明秀学園日立)が上がりますが勢いを止めることができず、3点を失い2対8で試合終了。優勝は第3回戦へ持ち越しとなりました。


▽2回戦
仙台大学          012 020 021 |8
東北福祉大学  020 000 000 |2


【仙】渡邉一、樫本-井尻
【福】森、櫻井椿、猪俣、滝口-伊藤和
【二塁打】木村泰(仙)、井尻(仙)
【本塁打】平川(仙)、新保(仙)

最終節3日目(10月14日)

福祉大、2季連続V 仙台大との激戦制し東北代表決定戦へ

秋季リーグ戦注目の一戦。両校譲らぬ打撃戦となったが、福祉大が終盤に突き放し、11対8で勝利。勝ち点を4とし、見事二季連続のリーグ優勝を果たした。これにより、福祉大は東北地区代表決定戦への出場を決めた。

4本の本塁打を浴びるも、相手に主導権を握らせず勝利。
先発のマウンドには、櫻井頼之介(4年・聖カタリナ学園)が上がります。櫻井頼は2回まで無失点の投球で立ち上がりから好投を見せます。3回と4回に相手から本塁打を浴び計5点を失いますが、エースとして1戦目からの大活躍でスタンドから大歓声を浴びて滝口琉偉(4年・日本大学山形)と櫻井椿稀(1年・鶴岡東)へマウンドを託します。滝口と櫻井椿は相手の強力打線から合わせて2本の本塁打を浴び一時は同点に追いつかれますが、粘りの投球で相手にリードは許しません。7回途中からは猪俣駿太(3年・明秀学園日立)がマウンドに上がります。猪俣は3回を被安打1で相手を完璧に封じ込め、最後はセカンドゴロで試合終了。櫻井頼から猪俣まで4人の継投で勝利しました。

粘りの打線、猛打爆発で秋の頂点へ
打線は、2回二死2塁のチャンスを作ると8番小山凌暉(3年・東海大菅生)がライトへのタイムリーヒットを放ち1点を先制。続く9番伊藤和也(3年・明秀学園日立)のタイムリーツーベースで続き、この回3点を奪った。その後、同点で迎えた6回、無死3塁の場面で、8番小山がタイムリーヒットを放ち勝ち越し。さらに二死1塁から2番髙岡新時(3年・龍谷大学付属平安)のツーランホームランが飛び出し、リードを広げた。最終回には、9対8と1点差に迫られるも、相手守備のミスに乗じてダメ押しの1点を加え、勝負を決定づけました。福祉大は攻撃陣が粘り強く得点を重ね、計11得点で勝利。チーム一丸の戦いで、秋の頂点に再び立ちました。

秋季リーグ戦ならび最終節、暖かいご声援ありがとうございました。
東北地区大学野球代表決定戦も応援よろしくお願いいたします。


▽3回戦
東北福祉大学  032 103 002  |11
仙台大学    002 401 100  |8


【福】櫻井頼、滝口、櫻井椿、猪俣-伊藤和
【仙】今野、樫本、佐藤幻、大城-井尻
【二塁打】伊藤和(福)、多田羅(福)、新保玖(仙)
【三塁打】小島(福)、新保茉(福)
【本塁打】髙岡(福)、飯塚(仙)、平川(仙)、井尻(仙)、新保玖(仙)

次戦の予定 第17回東北地区大学野球代表決定戦

10月25日(土) 対東日本国際大学 11:30開始予定@仙台市民球場

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