2024/10/28 医療経営管理学科
石巻市網地島でオリーブの収穫・選別作業に参加しました(山口政人ゼミ)
東日本大震災の後、石巻市は新しい特産品や生業の創出を目標に掲げ、震災跡地等を活用し、市内4地区で北限のオリーブ栽培を始めています。このうち牡鹿地区・網地島では耕作放棄地にオリーブ栽培を始め、今年で10年を迎えます。
ゼミでは、人・地域を理解することをテーマに、離島や沿岸部で暮らす人々との交流活動を通して、地域の産業や歴史、医療、福祉に関するサービスの現状や課題について、現地の方々からお話を聴いたりして学びを深めています。
この度、2018年に先輩たちが植樹したオリーブの苗木が大きく育ち、6年目にしてようやく収穫できるほど実りました。10月4日には収穫作業を、翌5日は選別作業を行いました。これらの作業にはNPO法人ジョイフル網地島の皆様、島民の皆様、漁業者の皆様のご協力をいただきました。
ゼミでは、人・地域を理解することをテーマに、離島や沿岸部で暮らす人々との交流活動を通して、地域の産業や歴史、医療、福祉に関するサービスの現状や課題について、現地の方々からお話を聴いたりして学びを深めています。
この度、2018年に先輩たちが植樹したオリーブの苗木が大きく育ち、6年目にしてようやく収穫できるほど実りました。10月4日には収穫作業を、翌5日は選別作業を行いました。これらの作業にはNPO法人ジョイフル網地島の皆様、島民の皆様、漁業者の皆様のご協力をいただきました。
収穫作業では熟す前の緑色の実だけを選び、傷つけないよう一粒ずつ手摘みで行いました。また、選別作業(選果)では傷や虫食いがないもの、緑色のつやのあるもの、粒の大きさがそろっているものを選別し、手作業で行いました。
選別したオリーブの実は北上地区の加工場にその日のうちに運搬し、搾油していただくことになりました。加工場を管理する組合の方々、多くの関係者の皆様にご協力をいただき、無事収穫を終えることができました。大変ありがとうございました。
尚、このイベントは、セブンイレブン記念財団「2024年度 未来へつなごう助成」を受けて実施いたしました。採択テーマ:『網地島 花と緑のふれあい活動』、申請者代表:医療経営管理学科3年 高橋果那、副代表:同3年 佐藤夢依音.
選別したオリーブの実は北上地区の加工場にその日のうちに運搬し、搾油していただくことになりました。加工場を管理する組合の方々、多くの関係者の皆様にご協力をいただき、無事収穫を終えることができました。大変ありがとうございました。
尚、このイベントは、セブンイレブン記念財団「2024年度 未来へつなごう助成」を受けて実施いたしました。採択テーマ:『網地島 花と緑のふれあい活動』、申請者代表:医療経営管理学科3年 高橋果那、副代表:同3年 佐藤夢依音.
<学生の感想>
〇一つ一つオリーブの状態を確認しながら選別していくのがとても大変でした。穴があいている実も結構あり、廃棄になってしまうのはもったいないと思いつつ、虫が入っているオリーブでは駄目なので、みんなで協力しながら確認し、選別することができました。日頃のオリーブの世話から収穫、選別までたくさんの方の協力があったからこそできたことだと思います。この活動に関わり、少しでも力になれたことが嬉しいです。一緒に選別作業に関わった石巻市内から参加した方から“網地島で採れたオリーブは驚くほど美味しい”と言っていたので、オイルができたらぜひ試飲してみたいです。貴重な体験をすることができました。ありがとうございました。
〇オリーブの選別作業は5時間かかり、精いっぱいがんばったと思います。オリーブの実に葉や枝が着いていたり、幼虫がいたり、一つ一つ選別するのが大変でした。オリーブの色によってクラス分けが異なるのでAクラスとBクラスの見分け方が難しかったです。オリーブは、なたね油やヒマワリ油とは違い、抽出の仕方が異なることを知りました。種から搾油するのではなく、果実から搾油するため、事前の選別作業がとても重要な作業であることを知りました。これまで2年間ですが、オリーブが育つ過程を見てきて、育てるには手間がかかること、季節やその時の気象でも生長が左右され、ようやく実った果実からどのようにオリーブオイルが出来るのか、少しですが理解することができました。普段オリーブオイルを使用する時があるので大切にいただこうと思うようになりました。今回、年に一回の選別作業をさせていただくことができて、貴重な体験になりました。
〇一つ一つオリーブの状態を確認しながら選別していくのがとても大変でした。穴があいている実も結構あり、廃棄になってしまうのはもったいないと思いつつ、虫が入っているオリーブでは駄目なので、みんなで協力しながら確認し、選別することができました。日頃のオリーブの世話から収穫、選別までたくさんの方の協力があったからこそできたことだと思います。この活動に関わり、少しでも力になれたことが嬉しいです。一緒に選別作業に関わった石巻市内から参加した方から“網地島で採れたオリーブは驚くほど美味しい”と言っていたので、オイルができたらぜひ試飲してみたいです。貴重な体験をすることができました。ありがとうございました。
〇オリーブの選別作業は5時間かかり、精いっぱいがんばったと思います。オリーブの実に葉や枝が着いていたり、幼虫がいたり、一つ一つ選別するのが大変でした。オリーブの色によってクラス分けが異なるのでAクラスとBクラスの見分け方が難しかったです。オリーブは、なたね油やヒマワリ油とは違い、抽出の仕方が異なることを知りました。種から搾油するのではなく、果実から搾油するため、事前の選別作業がとても重要な作業であることを知りました。これまで2年間ですが、オリーブが育つ過程を見てきて、育てるには手間がかかること、季節やその時の気象でも生長が左右され、ようやく実った果実からどのようにオリーブオイルが出来るのか、少しですが理解することができました。普段オリーブオイルを使用する時があるので大切にいただこうと思うようになりました。今回、年に一回の選別作業をさせていただくことができて、貴重な体験になりました。