2026/01/06 医療経営管理学科

がん登録実務 初級者認定試験に4名合格

昨年度の1名合格に続き、今年度は医療経営管理学科4年生の上野綾南さん佐藤夢依音さん髙橋果那さん横山由葵さんの4名が、国立研究開発法人国立がん研究センター主催の「2025年度 がん登録実務 初級者認定試験」に見事合格しました。

本試験は年1回実施される会場型コンピュータ試験(CBT)で、4名は10月に受験しました。試験内容は、前半60分が「がん登録の基礎知識・院内がん登録の運用・病期分類」、後半90分が「登録実務法(症例問題)」という構成です。受験後には不安を感じていた学生もいましたが、結果として受験者全員が合格するという快挙を成し遂げました。

「がん登録」とは、全国の医療機関において、がん患者の情報を国に報告・蓄積する制度です。収集されたデータは、がん医療の質の向上に寄与するだけでなく、医療資源の適正配分や医療費の抑制にも活用されています。本資格の認定期間は4年間で、更新制度が設けられており、さらに上位資格へのステップアップも可能です。

2025年度は全国で867人が初級者認定試験を受験し、合格率は76.5%でした。受験者の多くが医療機関で実務に従事する社会人である中、学生4名全員が合格したことは、非常に高く評価される成果といえます。

この結果は、非常勤講師の渡邉 勝 先生による熱心で丁寧な指導の賜物でもあります。4月に資格取得希望者を募り、5月からは週1回のペースで、オンラインと対面を組み合わせた学修を実施しました。学生たちは就職活動と並行しながら、約半年間にわたり粘り強く学び続けました。

<合格者の声>
• 「3年生で診療情報管理士に合格した後、さらに自分の力を高めたいと思い、新たな勉強に挑戦しました」
• 「渡邉先生の説明はとても丁寧で、難しい内容も理解しやすかったです」
• 「昨年、春日さんが先にこの資格を取得したことが、自分も挑戦しようと思う大きなきっかけになりました」
•「4人で励まし合いながら取り組めたことが、合格につながったと思います」

渡邉先生は、普段は宮城県立こども病院の診療情報室に勤務する傍ら、業務後の時間を活用して指導にあたってくださいました。
「教育と現場のニーズのギャップを埋めたい」「東北地方の医療水準向上には、院内で情報を適切に管理・活用できる人材育成が不可欠」という思いのもと、常に現場の声を学生に伝え、自ら学び成長する学生の育成を力強く支援してくださっています。
 

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