2025/09/16 医療経営管理学科
【学生によるゼミ紹介】河村ゼミ
学生によるゼミ紹介レポート
「私たちが所属している河村ゼミを紹介します。「身体の仕組みや動きについて理解を深める」ことを目標に、「学生主体で企画を立案し、自主性を高めること」を特徴として、身体を動かしながら学ぶゼミです。」
河村ゼミの目的・特徴について

先生の紹介
私たちのゼミの先生は、河村孝幸(かわむらたかゆき)先生です。健康づくりや病気を持つ方の運動を専門にしていて、授業ではからだのしくみや病気に関することをわかりやすく教えてくださいます。先生はとても穏やかで、学生一人ひとりの挑戦を応援してくれる存在です。ゼミの活動を進めるときも、まずは「やってみよう」と背中を押してくれるので、安心して挑戦できます。失敗しても責められることはなく、「じゃあ次はどう工夫する?」と一緒に考えてくれるので、挑戦しやすい環境が整っています。先生のモットーは「何事も前向きに捉えること」。その言葉通り、ゼミ全体が明るく、自由に意見を出し合える雰囲気になっています。
活動内容紹介

①巨大からだパズル作り 全身の骨や臓器をかたどったピースを組み立てていくパズルを、自分たちの手で制作しました。完成すると等身大の人体模型のようになり、解剖学を視覚的に理解できます。仲間と協力して一つの作品を作り上げる過程も楽しく、遊び感覚で学べる点が魅力です。
②頭蓋骨ペーパークラフト 紙を切って、折って、組み立てていくと、立体的な頭蓋骨が出来上がります。細かい作業に苦戦しながらも、自分で作った立体物を眺めると、教科書だけではわかりにくい構造がイメージしやすくなりました。
③AEDのおもちゃのPR動画制作 子ども向けに作られたAEDのおもちゃを使い、遊びながら命の大切さを学べるように工夫した動画を撮影しました。機材の準備やシナリオづくりなど大変な部分もありましたが、完成した動画を見たときは達成感でいっぱいでした。発信する力も学べた貴重な経験です。
④大学祭「国見祭」 「からだゼミ」として、「からだを知り、
⑤駅伝大会への参加 河村ゼミの伝統行事ともいえるのが、駅伝大会です。普段の練習を通して体力をつけるだけでなく、仲間と励まし合いながら一つの目標に向かう経験は大きな学びになります。走り終えた後の達成感は格別で、チームワークの大切さを実感できます。
ヘルスケアと私たちの学び

今の社会は高齢化や生活習慣病の増加で、ヘルスケアの分野がどんどん広がっていると感じます。私たちの学科では、その広がりの中で活躍できる人を育てるために、いろいろな学びがあります。
たとえば、病院の情報を扱って医療の質を支える「診療情報管理士」、いのちの最前線で人を救う「救急救命士」、そして病気の予防や健康づくりをサポートする「健康運動実践指導者」。どれも役割は違うけれど、全部が人の健康や生活を守る大切な仕事です。
河村ゼミにも、将来の進路はバラバラだけど、同じ「自分と誰かの健康を支えたい」という思いを持った仲間が集まっています。医療事務を目指している人、救急救命士を目指している人、運動や健康指導に関心がある人など、みんなで一緒に学び合えるのがこのゼミのいいところです。
私たちがゼミで取り組んでいる活動も、この流れにつながっていると思います。運動を通して健康の大切さを知ったり、体を動かす楽しさを伝えたりする経験は、将来どんな仕事に就いても役立つと思います。医療やヘルスケアに関する学びは、これからの社会で欠かせないものだと実感しています。
4年生へのQ&A

医療×運動というジャンルに興味を持ち、マラソンや標本作成等の実践的学習を多く取り扱っていたから。
Q2.どのような研究テーマがあるのか
運動機能と各疾患の因果関係・健康を意識した、個人に適する運動内容の考察など。
Q3.河村先生の魅力
学生主体を重視した授業の提供に全力を注いでいる。また学校行事には先生自身も参加し、真摯に接してくれる。
Q4.ゼミ活動を通して学べたこと
実際に全身骨格の模型を作ることによって、身体構造について詳しく学ぶことが出来た。また、様々な活動を通して、発言力や思考力が鍛えられた。
〈4年生から皆さんにメッセージ〉
高校生へ:大学では何を学ぶのも自由です。河村ゼミで新たなことに挑戦してみませんか?
在学生へ:
河村ゼミは各学年とても仲が良いです。ゼミで楽しい思い出を作りましょう!