2021/10/25 医療経営管理学科
水本先生が那覇市の沖縄福祉保育専門学校にて防災講義を行いました
10月23日に、本学医療経営管理学科の水本匡起講師が、沖縄県初の防災士養成研修機関として認証された沖縄福祉保育専門学校(那覇市)に専門家として招聘され、沖縄県内から集まった約80名の方々に地震や津波、災害情報の理論について講義を行いました。
沖縄県は普段から小さな地震が少ないため、大きな地震も起こらないだろうという「安全神話」が県民の方々の中にあるようです。
今回の講義では、最新の研究成果に基づいて、沖縄付近のプレート境界にも明瞭な固着域が存在し、将来津波をともなう巨大地震が起きる可能性が高いこと、1771年の八重山地震津波は600年周期で起きていることなどを紹介しました。そして、東日本大震災の事例と対比させながら、地域によるハザードマップ作りの重要性にも触れ、沖縄県の人たちのさらなる防災意識向上に勤めました。
沖縄県は普段から小さな地震が少ないため、大きな地震も起こらないだろうという「安全神話」が県民の方々の中にあるようです。
今回の講義では、最新の研究成果に基づいて、沖縄付近のプレート境界にも明瞭な固着域が存在し、将来津波をともなう巨大地震が起きる可能性が高いこと、1771年の八重山地震津波は600年周期で起きていることなどを紹介しました。そして、東日本大震災の事例と対比させながら、地域によるハザードマップ作りの重要性にも触れ、沖縄県の人たちのさらなる防災意識向上に勤めました。
また、今回は若干のフィールドワークを行い、津波防災に関する町並みや、小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」から1400㎞かけて沖縄に流れ着いた大量の「軽石被害」の実態を調査して、速報的な講義も行いました。
受講者の方々からは「意識が変わった、感銘を受けた」など、大きな反響を得ました。
受講者の方々からは「意識が変わった、感銘を受けた」など、大きな反響を得ました。