2023/05/26 産業福祉マネジメント学科

「プロジェクト実践活動Ⅲ・Ⅳ」 障がい者が学び続けられる地域づくりの実践—山元町編—

令和4年度に講義「プロジェクト実践活動」で取りくんだ学生主体の活動について紹介をさせて頂きます

山下駅前で、トランペットを演奏する

7月、つばめの杜ひだまりホールにて~みんなが支え合いながら一人一人がハッピーに暮らせる方法はどんなだろう?~をテーマに「やまもとこぐまサロン」に参加し、沓沢さん(3)がサロンの司会を務めました。鈴木さん(2年生)、炭釜さん(2年生)もサロンに参加しました。

https://www.tfu.ac.jp/education/dmiw/s9n3gg000001jo1x.html       (大学HP掲載記事)

11月には、沓沢さん(3年)が屋台ポラリスに参加。ポラリスメンバー、メンバーの親御さん、つばめの杜ひだまりホールをはじめ、震災で家族を亡くした方、山元町のいちご会社GRAの社員の方たち等たくさんの人と屋台を囲んでお話をしました。「私自身ほんとうに楽しかったです」。屋台ポラリスの生むゆるやかなつながりが地域の福祉力を育んでいるのかなと感じました。

 

地域住民が集い交流する音楽会の様子

12月には、仙台フォーラムに一般財団法人たんぽぽの家理事長 播磨靖夫さんを招いてのトークイベントにポラリスの田口代表からのお声かけによって参加。「障害があっても、不幸にならない未来を目指して」をテーマにしたお話を聞きました。普段大学生活をしていては得られないような社会福祉そのものに対するモチベーションを得ることができました。

 <令和5年度のねらい>プロジェクト実践活動においてもフィールドのひとつとなる山元町。山元町で地域、地域住民と密接な活動を展開するポラリスで実際に話す、見る、聞き、その経験を福祉でまちづくりに活かしていきます。

<511日 music mail 世界を巡る音楽の旅>
-本学科沓沢さんのレポート—
今年度第一回目の活動を実施した。まず会場に着いて集まる人の多さに少し驚いた。地域でのサロン活動等を行うときに住民の方に集まってもらうことは簡単なことではないと思う。ポラリスがどれだけ地域に、そして住民の方に密接に関わってきたのか、また地域に開けた場所になっているのかを再確認した。こういった活動が福祉教育の場になって山元町の福祉力の底上げにつながっているのかなと思った。