2021/09/20 福祉心理学科 社会福祉学科

【学び】青葉女子学園オンライン講義を実施 / 犯罪心理学ゼミ

福祉心理学科ではさまざまな専門職の方からお話を伺う機会があります。半澤利一准教授(犯罪心理学)のゼミでは、8月2日、東北唯一の女子少年院である青葉女子学園(仙台市若林区)の法務教官の方々からオンライン講義を受けました。

2015年度に初めて仙台矯正管区で開催された法務省インターンシップに参加したゼミの先輩も、法務教官としての教育実践を紹介してくださいました。当初、実際に施設を訪問する計画でしたが、新型コロナ感染防止対策のため、女子少年院の法務教官がホストとなり、院内からリアルタイムで発信するご講義を参加者が各々のオンライン環境で受講しました。

なお、この企画には、福島大学大学院人間発達研究科の大学院生も加わって約40名が受講しました。また、法務省矯正局が所轄する矯正施設として全国で初めてオンラインによる講義を行ったことから、法務省矯正局のTwitterにも掲載されました。


参加者の感想

『法務教官は少年に「人としての正しい生き方を示す必要がある」というのを聞いて、正しい生き方とは何なのかという定義をしっかりと持っていないとできない仕事だと思いました。そういった考えを固めていくためにも学生時代の先輩のように様々な人と関わってみて、様々な行事に参加してみることが大切なんだなと感じることができました。(福祉心理学科3年)』

『少年院が単に集団規範や社会を教えるだけではなく、退所した後に社会とのギャップを感じないような心配りをカリキュラムに組み込んでいると聞き、メディアを通じては分からない少年院の実像を知ることができました。また、少年だけでなく、親も含めての矯正教育であるということも今回の講義から学びました。私は将来、警察官になる目標があるので,今回お聞きしたことと共通するところが多くあり、今後、目標達成のために自分が学ぶべきこと、やらなければいけないことなど具体的な将来設計を立てることができる、とても有意義な時間を過ごせました。(社会福祉学科2年)』
『今回、法務教官の先生方のお話を聞き、学生時代においても、自分から主体的に行動することの重要性を改めて感じました。自分が見聞きしたものをしっかり吸収し、これからに活かすということを今まで十分にできていなかった反省があるので、今後はインターンシップに積極的に参加したり、周りの一人ひとりとの関わりを大事にして、人間的に成長していきたいと思いました。(福祉心理学科2年)』

『法務教官である先輩が同じゼミで学習され、社会福祉学科に所属しておられたことが私の中で大きな励みとなりました。社会福祉学科で深く学ぶ相談援助技術が仕事に活かされているということも確認でき、今の学習内容を丁寧に学び続けることの重要性を認識することができました。また、実際の仕事においてどのように少年に関わるか、そのやりがいと苦労、醍醐味、難しさ、そして大切なことなどを一つ一つ詳しく教えていただいたことは、自分の将来を見据えた上で、いま学んでおく必要のある知識や考え方はどういったものか、また経験しておくことは何かを具体的に把握していくことにも繋がることから、本当に有意義な時間であったと実感しています。(社会福祉学科3年)』

『女子少年院についてはインターインターネットなどでも情報が少なく、直接お話を聞ける機会も少ないので、大変貴重な時間となりました。印象に残ったことは、最初は心を開いてくれなくても、諦めず関わることで少年たちが心を開きはじめ、変わっていくということでした。少年院に入所する少年は、やはり関わり方が難しいというイメージがあったので、変わるという事実があることを希望に思いました。(福祉心理学科2年)』 

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