福祉心理学科のカリキュラム

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成方針)

学科の教育理念である「心理実践力」のある学生の育成という観点に基づき、以下のように教育課程を編成します。

  1. 「心理実践力」の基盤としての「学士力」の基礎の育成を目的とした演習科目を1年次に配置する
  2. 1年次に形成した学士力の基盤をもとに「心理実践力」を身に付けることができるように、心理学実験・心理学研究法・心理学専門演習といった心理学で用いる諸技法を習得する科目を2年次より配置する
  3. 心理学の知識を全人的・具体的・個別的な実践、支援へと繋げることができるような基礎科目と専門科目を配置する
  4. 深い専門性と幅広い知識を習得させるために、心理学の主要な分野に沿って臨床心理履修コース、発達心理履修コース、環境・社会心理履修コースの3コースに分け、学生がそのいずれかを集中的に学ぶ機会を設ける
  5. 「心理実践力」を幅広く身に付けた学生を育成するために、「心理学」という専門領域に留まらず、「福祉」「医療」「教育」など近接領域についても学ぶことができるように科目を配置する

カリキュラム

 ※現在福祉心理学科では、公認心理師にも対応可能な新しいカリキュラムを検討中です。これに伴い、上記のカリキュラム一覧に掲載されている科目が将来変更になる場合があります。あらかじめご理解ください。

カリキュラムマップ

カリキュラムマップとは各授業がディプロマ・ポリシーに掲げている7軸13項目の養成目標とどの様に関連しているかを示した表のことです。下記のリンクから福祉心理学科関連のカリキュラムマップを見ることができます。

履修モデル

履修モデルとはカリキュラム・ポリシーを具現化するために作られた、学びの歩みを描いた道順のことです。学生の皆さんは、それぞれの進むべきコースを見定めつつ、この履修モデルを一つの手掛かりとして、自分自身の学びに適した履修をしていきます。
※平成29年度の募集よりコース名称が「社会心理履修コース」に変更となります。

履修系統図

履修系統図とは、身につける知識・能力と授業科目の対応関係、科目区分間、授業科目間の関係性や履修順序(配当年次)等を示した図です。この図を用いることで、授業科目を体系的に履修することができます。

授業紹介

臨床心理学

心理的援助の実際を理解し、基盤となる考え方を習得、さまざまな理論を概観します。また心理学の基本的事項を確認しながら、臨床心理学の概論として、歴史、精神医学との関係、その他治療過程で発生する可能性のある諸問題、心理的評価や心理治療の諸技法について紹介します。 

心理学実験

心理学では、特定の要因(独立変数)を次々と変化させた場合、意識や行動(従属変数)がどう変わるのか、条件を厳密に統制した状態から明らかにする方法を採用します。この科目では10数個の実験を体系的に学び、実験手法の基礎の習得を目指します。 

心理統計学の基礎

実験や調査などの計画や結果の分析を行う際に利用頻度の高い統計学の知識を学びます。統計解析ソフトによる実習も行います。仮説検定において重要な諸概念の役割を学習しながら、研究計画の立て方、仮説検証の理論などについて理解を深めます。 

カウンセリング実習

カウンセリングの基本は「傾聴」、そして「受容」と「共感」であると言われています。それらはいったいどの様なことになるのか。また「傾聴」し「共感」することは可能なのか。この授業ではロジャーズの文献を輪読しながら「傾聴」「受容」「共感」について学びます。 

環境心理学

人間はどんなに大切なものでも、当たり前のように存在すると恩恵を忘れがちになり、異常をきたして初めてその大切さに気付きます。環境心理学では環境とわたしたちとの関わりを改めて科学の目で捉え直し、関わりの重要性や背景にある法則について認識を新たにすることを目的とします。 

生涯発達心理学

「生涯発達」という視点から「発達とはどういうことか」について基本的な理解を図ります。発達は積み重ねであるということを基本に、発達のそれぞれの段階における「発達課題」を学習することによって、積み重ねの意味についての理解の促進が目標となります。 

社会心理学

なぜ第一印象が重要なのか?どうしてキャッチセールスに引っかかってしまうのか?グループ作業になると手を抜いてしまう人が増えるのはなぜか?…。私たちの社会的行動には不可解な現象が数多くあります。この講義では興味深い研究知見を取り上げながら、私たちの持つ心のメカニズムについて概説します。 

家族心理学

家族心理学は、人が生まれ育ち人格を形成し、やがて配偶者を得、子孫を育てる中で人間的に成長していく場である「家族・家庭」を対象として、家族メンバー間で生じる心理的諸問題を扱う学問です。この授業では、家族心理学の理論的背景となってい「システム論的考え方」というものを学習します。 

精神医学

近年、精神障害者の社会復帰施策をはじめ、自殺数の増加や災害ストレスの問題などが注目され、精神医学的知識への関心が高まっています。本講義では精神医学の成り立ちから説明し、精神医学関連の基礎知識、精神科診断の手順、各種精神障害とその治療法について理解を深めていきます。 

健康相談活動

養護教諭の健康相談において必要となる基本的な理論と心と体の両面に視点をおいた「見立て」「支援」の方法および流れを学んでいきます。また、この授業を通し「養護教諭の行う健康相談の独自性とは何か」について考え、各自の答えを見つけていきます。 

この記事に関するお問い合わせ

教務部教務課
住所:〒981-8522 宮城県仙台市青葉区国見1−8−1
TEL:022-717-3315
FAX:022-301-1280
E-Mail:kyomu@tfu-mail.tfu.ac.jp
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