2021/10/12 福祉心理学科

【学び】仙台少年鑑別所 法務技官 安藤先生と青木先生による講話 / 心理実践活動論

青木先生による講話
1年生を対象とした『心理実践活動論』の授業では、第一線で活躍しておられる卒業生や外部講師をお招きし、職場での心理実践活動の詳細や学生時代の学修経験などについてお話いただいています。

2021年10月11日(月)は、仙台少年鑑別所で法務技官兼法務教官、地域非行防止調整官として活躍されている安藤友祐先生と、法務技官兼法務教官として活躍されている青木千景先生に講義をご担当いただきました。

安藤先生には少年鑑別所の業務を中心に、司法・矯正領域における心理の仕事ついて、青木先生には法務技官をめざした理由や、仕事のやりがいなどについてお話いただきました。講話後は、学生の質問に対して、ひとつひとつ丁寧にお答えいただき、充実した学びの時間となりました。

学生の声

安藤先生による講話
『少年鑑別所の主な役割や少年に対するサポートや支援の仕方などについて細かく知ることができ、心理技官・法務教官について興味を持ちました。鑑別所に来た少年一人ひとりと向き合い、声や表情、話し方からこころや気持ちなどを理解するということを知り、広い視野と様々な考え方や柔軟性が重要で、必要なのではないかと感じました。3-4週間の収容審判鑑別で、収容された少年・少女が抱えている問題や気持ちを把握し、向き合いながら、判定会議で処分や方針を話し合うと知り、心理技官は大変ではありますが、とても重要な役割を果たしているのだなと思いました。』

『犯罪をしてしまった少年たちを相手に面接をする際、彼らが何を話したかはもちろん、「何を話さなかったか」に目を向けているという点はとても興味深かったです。心理職を志す立場として、私たちが今から学ぼうとしていることが社会でどのように活用できるのかを想像することができました。』
『進路のひとつに法務教官の道も視野に入れていたので、とても有意義な時間を過ごすことができました。お話にもありましたが、非行に走ってしまった少年少女達も、話してみれば極々普通な子供であることを忘れてはいけないなと思いました。窃盗で捕まった子供がいたとしても、その子が必ずしも物欲から犯行に及ぶわけではない可能性があることが分かりました。私たちは親や学校から「犯罪行為はいけないことである」と教えられ、そしてそれを当たり前として生きています。ですが、非行少年たちは違うのかもしれないなと考えると、本当に問題視するべきものが見えるような気がします。』

『講話を聴き、対人援助においてどのような寄り添いが必要なのかを考えることができました。一人一人の特性や環境を理解し、相手に応じた支援を行うことは大変だと思いましたが、相手の理解を深めるためにも質問内容の工夫や、相手自身が話すことのメリットを感じられるように信頼関係を構築するなどの取り組みは、対人援助においてとても大切なことだと実感しました。ことばと、ことば以外の表情やしぐさ、話し方を参考に、多くの人々のこころを理解できる支援者になりたいと思いました。』

※感想は抜粋です。
 

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