2023/07/26 福祉心理学科

【学び】調べてまとめて共有する / リエゾンゼミⅠ

前期のリエゾンゼミⅠでは、大学生が今後の学びを深める上で必要な学習スキルを確認し、その基礎を身につける課題に取り組みます。具体的には、図書館やインターネットを活用した情報検索・収集スキル、文章・グラフ作成スキルなどです。

42組(担当:中村修・内藤裕子)では、これらのスキルを用いて、資料を作成しプレゼンテーションを行う課題を行いました。テーマは「知らないと困るかもしれない学生生活の『落とし穴』」(「アルバイト収入」(いわゆる“103万円の壁”)、「悪徳商法・マルチ商法」などについて、5~6人のグループに分かれ、資料にまとめ、プレゼンテーションを行いました。伝えるためには自分がわからないといけない、そのためには複数の情報源にあたってきちんと調べなければならない、そしてわかったことを伝わるようにまとめなければなりません。これらの基礎的 / 基本的な点を改めて確認しながら課題を行いました。

学生の声

『中高生の時でも、このようなグループを作り、テーマについて発表することはありましたが、こんなに短い期間でまとめられたのは、初めてだったので感動しました。仕切ってくれるメンバーや情報を集めるのが得意なメンバーなど役割が徐々に決まってきて、私もみんなの役に立ちたいと思い、発表の原稿を考えました。他のグループもわかりやすく、発表しており、大学生になると、適材適所でよく役割を決め、発表までの期間がどんなに短くても、準備を終わらせることの大切さを学びました。』

『皆で意見を出し合って、一つのものを作り上げていく感じが面白かった。提案したことに肯定的な反応をすることや、難しい内容の説明をわかりやすく他の人に伝える力などが必要になってくるので、とてもいい体験ができた。自分たちの班はしっかりできていたなと思っていたけど、他の班の資料や発表を見て、もっと良いものを作れるように工夫したいなと感じた。そのためにも自分の発言する力や他の人の意見を取り入れてまとめる力をつけてきたいと思った。』
 
『グループで話す中でうまく意思疎通が取れなかったり発表で次の資料を出すタイミングが早かったりと、何かと大変なことがあった。だが、同じ内容に関してグループで調べたり考えて一つの解を出したりすることは大学に来て初めての経験なので、学ぶことがたくさんあった。今後このような機会があったら、今回の気づきをもとに、成長できるよう頑張りたい。』

『グループの中ではまとまっていたつもりでも、いざ発表するともっと工夫できたかもしれないと思う点が出てきました。後期や来年度にこのようなグループワークがあったら分担の配分や、スライドの装飾、発表の際の言葉の使い方や身振りなどを工夫したいなと思いました。他グループの発表の中にも参考になる部分が多くあったのでそれらも参考にしていきたいと思いました。』

*感想は抜粋です 

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