2025/09/16 広報部PR課

母校・南材木町小学校で「東京2025デフリンピック」代表の佐藤杏奈さんの激励会が行われました

左写真:手作りの花束を持ち見送られる佐藤杏奈さん

9月16日(火)、仙台市立南材木町小学校において、11月に東京で開催される聴覚障害のあるアスリートによる世界大会「東京2025デフリンピック」ボウリング競技日本代表として出場する教育学科2年の佐藤杏奈さんの激励会と、「総合的な学習の時間」における特別授業が行われました。同小学校は佐藤さんの母校です。

この日は全校児童が体育館に集まり、入場する佐藤さんを手作りのアーチで迎えました。伏見滋校長の挨拶に続き、佐藤さんの紹介や児童による手作りの花束贈呈など、心温まる激励会となりました。

その後、4・5年生を対象に「総合的な学習の時間」の特別授業では佐藤さん自身の生い立ちやデフリンピック出場、耳の障害などについて話し、講義の後には多くの質問が寄せられ、笑顔で応じていました。また、これまでに獲得した金メダルを児童たちが手に取って見たり触れたりする場面もあり、大いに盛り上がりました。なお、この日は小学校時代の恩師の先生も駆けつけ、激励会に花を添えました。

「東京2025デフリンピック」ボウリング競技は、11月17日(月)から25日(火)まで、東京・東大和グランドボウルで開催される予定です。

佐藤さんの目標は、個人・団体ともに金メダル獲得です。皆さまの温かいご声援をよろしくお願いいたします。

デフリンピックとは

デフ+オリンピックのこと。
デフ(Deaf)とは、英語で「耳がきこえない」という意味であり、デフリンピックは国際的な「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」で、国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催し、4年ごとに開催されるデフアスリートを対象とした国際スポーツ大会です。

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