2026/05/07 実学臨床教育推進室 社会福祉学科

【実学臨床教育Ⅰ】関連施設の理解:施設職員による施設紹介

4月22日・4月30日 社会福祉学科1年生の必修科目【実学臨床教育Ⅰ】の授業で「施設見学前指導」として大学関連4施設の職員の方から各施設の紹介をしていただきました。

実学臨床教育とは

「本学の建学の精神である『行学一如』の理念を基礎として、社会福祉分野のさまざまな領域を理論(大学での講義など)と実践活動(社会福祉施設・機関などでの実践)を通し学び、『実践する力・考察する力・理論化する力』に富んだ人材を育成する」本学の実践的な教育の先駆けとして生まれた教育プログラムです。4年間を通し積み上げていく教育内容となっており、特に実学臨床教育Ⅰ・Ⅱは本学関連施設と連携して授業を進めていきます。 

「関連施設の理解」福祉施設で働く職員から教わる~施設紹介~

せんだんの里 菅野大樹氏:アンケート結果の報告
4/15 アンケート結果の報告や体験談などを話すせんだんの里 菅野大綺氏
4月15日の第1回目の授業では、今年1年間の授業の取り組み内容について担当教員より説明がありました。
前期授業の大きな柱は「関連施設の理解」ですが、❝福祉施設で働く職員から教わる❞授業として施設紹介(聞く・聴く)と施設見学(見る・観る)を行います。
4月15日と4月30日の授業では、見学対象4施設の職員の方々に直接学生の前で各法人・施設の紹介をしていただきました。
施設の理念や概要、施設の特色や行っている事業、利用者様の生活について、具体的な写真などを紹介しながらの大変分かりやすいお話でした。
職員の方々には、学生に配布する資料及び当日投影するPowerPointの作成などのご協力もいただいています。
第1回目の授業を終えた学生に回答してもらった「どのような学びができると思っているか」「特にこの授業で学べそうなこと」などのアンケートをせんだんの里で集計しグラフにして示し、ご自身の経験から思う1年生が初めて出会うことへの心持などについてお話しいただく場面もありました。

4/15 せんだんの杜 松本久氏
4/15 せんだんの杜 松本久氏
4/22 せんだんの杜 大黒未来氏
4/22 せんだんの杜 大黒未来氏
4/22 せんだんの里 寺内淳氏
4/22 せんだんの里 寺内淳氏
実学ファイルの資料と投影資料を見ながら傾聴する学生
実学ファイルの資料と投影資料を見ながら傾聴する学生①
実学ファイルの資料と投影資料を見ながら傾聴する学生②
配布された資料に書き込みながら施設紹介を聞いている学生
配布された資料に書き込みながら施設紹介を聞いている学生
4/30 せんだんの館 小渡加依氏
4/30 せんだんの館 小渡加依氏
4/30 せんだんの丘 小山大介氏
4/30 せんだんの丘 小山大介氏
せんだんの館 過去の実学生の体験実習の紹介
せんだんの館 過去の実学生の体験実習の紹介

《授業後の学生の感想 一部抜粋》

 〇4/22 せんだんの杜、せんだんの里の施設紹介を聞いて感じ考えた事
・施設について何も知らない状態だったので、今回の施設紹介はとてもためになり、施設見学への興味が高まったと思います。
・地域に根差した福祉の大切さを感じました。利用者一人ひとりを大切にし生活だけではなく心の支えにもなっている点が印象に残りました。
・どちらの施設も介護してあげる、お手伝いしてあげるというのではなく、家と同じ環境にしたり、できることはやってもらうという利用者さん中心の考え方が素敵だと思いました。
・どの施設も利用者に寄り添った環境を心掛けており、介護福祉士を目指す私もこのような場所で働いてみたいと思いました。
・福祉に対して固いイメージをもっていましたが、話を聞いて自分にもできるかもしれないと思い、興味を持つことができました。
・福祉施設というものに対するよくわからないということからのハードルが、今回の説明を聞いてより明確にわかり、かつ行くことへの怖さやハードルがなくなりました。
・今まで社会福祉とは少し離れた社会で生きていたけれど、話を聞いていく過程で徐々に「自分と関わりがあることだ」感じるようになりました。
・福祉施設とひとまとまりに呼ばれているけれども、対象になる人の年齢や対象になる理由もそれぞれ違っていて、今まで知らなかったことを知ることができました。
・1つの施設で取り組んでいる事業が想像以上にあり驚きました。特に子どもと高齢者の交流など環境を最大限利用し双方に意味のある活動だというのを聞いて非常に魅力的に感じました。
・利用者主体の原則ということで生活上の支援だけでなく、利用者の方々の社会全体との交流ややりたい事など意思の尊重を大切にされていると感じました。


〇4/30 せんだんの館、せんだんの丘の施設紹介を聞いて感じ考えた事
・介護老人保健施設という存在を始めて知りました。
・介護老人福祉施設と介護老人保健施設の違いが分かったのは大きかったです。
・北欧の建築デザインを実際に見てみたいと思いました。
・QOLという言葉を初めて聞いて、物が揃って物質的に満たされているよりも本人が満足できる生活を追求することができる支援者になりたいと感じました。
・職員が元気でないと利用者を元気にすることはできないという言葉が一番印象に残りました。
・4施設とも利用者さんに対し一方的な支援ではなくお互いに学び合い利用者さんの気持ち、自己決定を尊重していました。
・その人が抱える思いの背景を探り共感することやできることを奪わないようにケアを行うことが高齢者を支えるうえで大切なことだと学びました。
・前回と同様、皆さん理念をすごく大切にしていると感じました。
・well-beingは授業で勉強していますが、せんだんの館で実際にこの考え方が生かされていることを知りwell-beingを学ぶ意味を改めて考え直しました。
・福祉施設は生活に困難を抱えている人が生きる価値を見つけるための場所ということが分かりました。

※6月3日~7月22日の授業時間帯で、❝福祉施設で働く職員から教わる❞ 第2弾 「施設見学(見る・観る)」を行います。一人1回必ず見学に行きます。