2022/08/04 仏教専修科 PR課

施食会「お盆供養」を開催/仏教専修科の新入生も参加

仏教専修科では8月3日と4日の2日間にわたり、東北福祉大学関連高齢者施設向けの「施食会」を開催しました。施食会とは昔は施餓鬼と呼ばれていた行事で、いわゆる「お盆供養」になります。施設に入所なされている利用者様の中には、お墓参りやご先祖様の供養ができないことを気にされている方や新盆を迎えられてその供養に悩まれている方が多数おられます。仏教専修科では毎年、こうした方向けに出張法要を開催してきました。これは東北福祉大学仏教専修科の特長である「実学仏教」による社会貢献の一環として、学生の教育プログラムにも位置付けられています。利用者の皆さま、それぞれに宗教、宗派があるでしょうから、儀式の形式こそ曹洞宗式で行いますが、それぞれの流儀で大切に思う方を偲んでいただいております。

ここ2年はコロナの為に施設を訪問することができず、やむを得ずオンラインで開催してきました。今年こそ対面で法要をすべく、学生や利用者様、施設スタッフ皆で楽しみにしてくれていたのですが、コロナ第7波の為に、ご利用者様の安全を第一に考え、今年も直前になってオンライン同時配信に切り替えました。

東北福祉大学の関連高齢者施設四施設(せんだんの杜、杜ものう、里、館)のユニットやグループホーム、小規模多機能施設等とオンラインでつながり、東北福祉大学 千葉公慈学長老師が導師を務められて計3回の法要を開催させていただきました。大切な方を亡くされ、その冥福をお祈りする利用者様の真摯な姿が、画面を通じて法要を営む我々にもひしひしと伝わって参りました。法要後には千葉老師より、お盆の由来についての最新の学術研究成果の紹介や、大切な方の御霊を迎えて魂と魂の触れ合いを行う上で大切な御香、御花、御水、御供物、合掌の「五供養」についてのお話、喜心・老心・大心の「三心」を料理に例えたお話など、法要ごとに異なるありがたい法話も頂きました。

またこの法要には、夏休み期間にもかかわらず多くの仏教専修科学生が参加してくれました。上級生は鼓鈸三通という難しい配役を立派に勤め、千葉学長からお褒めの言葉を頂きました。先月までは着物も着られなかった1年生も、日頃の勉学の成果で大悲心陀羅尼や甘露門という難しい御経を立派に読んでくれました。実際に大学で勉強していることを法要という形で実践でき、画面越しとはいえその反応に触れられたことは、学生にとって大きな学びになったようです。
コロナが終息する来年以降は、実際にご利用者様の前で法要をさせていただきたいと学生、教職員ともに強く思った2日間でした。


社会福祉学科1年 田中恵人さん
ずっと声を出し続けるお経が大変だった。読み方やテンポが難しく、今後もっと勉強していきたい。

社会福祉学科1年 松村俊永さん
初めてで凄く緊張しました。今回は貴重な経験で、将来自分が行うと考えると、身が引き締まる思いです。

社会福祉学科1年 三宅俊翔さん
現在、社会福祉学を勉強していて、人に寄り添うようなお話ができるようになりたいと思いました。

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