2022/10/20 社会福祉学科 福祉心理学科 福祉行政学科

【実学臨床教育Ⅰ】施設職員講話「福祉に関わる仕事の理解」

10/5・10/12 大学関連福祉施設の方に、オンラインで講話を受けました。

実学臨床教育は、本学の「行学一如」の教育理念に基づき、現場での体験・実践を通し社会福祉現場等で自信をもって活躍できる基本的な力を身に付けることを目的とし、4年間を通し積み上げていく教育プログラムです。入学後の早い時期から関連福祉施設(せんだんの杜、せんだんの里、せんだんの館、せんだんの丘)と連携を図り福祉施設の実際を学びます。

前期6月8日から6週にわたり、履修学生151名が希望する2施設へ大学バスを使い施設見学に行きました。
その時に提出した「施設見学報告書」を基に、後期1回目の授業で同じ施設に見学に行った学生同士グループワークを行いました。見学や授業を通し抱いた疑問点を出し合い、施設職員への「質問事項」をまとめました。

「施設職員講話」は、10/5はせんだんの館・せんだんの里、10/12はせんだんの杜・せんだんの丘とオンラインでつなぎ行いました。担当職員の方からは、『見学時の振り返りと見学時に伝えきれなかったこと、福祉現場で働く経験など』をお話いただき、学生の「質問事項」にお答えいただきました。講話の後は質疑応答、そして学生から感想・謝辞が述べられました。
講話を終えて提出された振り返りシートには、「施設見学では気づけなかったことや、見学していない施設の話も聴くことができ、学びの多い時間でした」、「『理屈だけではうまくいかない』『実践してみて分かることがある』という言葉から現場に立つことの大切さを感じました」などの感想がありました。
学生から感想・謝辞
学生から感想・謝辞
【今後の授業】
「福祉施設・仕事の理解」のまとめとして、グループワークをしながら、見て・聴いて・考えたことを報告しあう『学修レポート(新聞形式)』を作成します。見出しや構成、使用する写真や資料の選定、記事の作成など力を合わせて取り組みます
また、11月30日には「特別講座」として実学臨床教育受講生4年生との対談を、12月7日には、実学臨床教育受講生2年生の「体験実習報告会」への参加を予定しています。先輩方の経験や学びを直に聞くことで、自分自身の今後の学修の方向性を考えるきっかけになればと思っています。