2022/10/26 医療経営管理学科
【社会貢献】水本匡起先生が岩手県奥州市社会福祉大会にて記念講演
医療経営管理学科の水本匡起先生が、10月20日に行われた奥州市社会福祉大会にて「奥州市の地形からみた新しい地域防災のかたち」と題した記念講演を行いました。
当日は約500名の市民が参加し、水本先生が実際にフィールドワークを通して調査した奥州市全域の地形を見ながら、新しい地域防災のあり方について考えました。会場では、赤青メガネを通して市内各地の詳細な地形を見ることで、ハザードマップには載っていない真の自然災害リスクや、かつての洪水跡も確認することができました。
2時間にわたる講演の後半では、「奥州市の歴史や民俗が語る先人の生活知が現代の地域防災に役立つ」という水本先生の新しい考え方が紹介され、地域のまとまりこそが、数十年に一度の自然災害を日常化し、災害伝承も風化せずに次世代へ無理なく伝わっていく重要なシステムであることが述べられました。
当日は約500名の市民が参加し、水本先生が実際にフィールドワークを通して調査した奥州市全域の地形を見ながら、新しい地域防災のあり方について考えました。会場では、赤青メガネを通して市内各地の詳細な地形を見ることで、ハザードマップには載っていない真の自然災害リスクや、かつての洪水跡も確認することができました。
2時間にわたる講演の後半では、「奥州市の歴史や民俗が語る先人の生活知が現代の地域防災に役立つ」という水本先生の新しい考え方が紹介され、地域のまとまりこそが、数十年に一度の自然災害を日常化し、災害伝承も風化せずに次世代へ無理なく伝わっていく重要なシステムであることが述べられました。
そして最後には、「このような新しい地域防災の視点から、地域に寄り添った私たちの社会福祉活動こそ、故郷で皆が安心して暮らせる揺るぎない力であると同時に、新しい地域防災の根幹を支えるかけがえのない力である」と結論づけられました。
会場からの大きな拍手はしばらく鳴り止むことが無く、地域防災力向上における社会福祉活動の意義が、参加者一人一人の心に確実に届いた講演会であることを表していました。
このように、福祉と地域防災は、皆が幸せに安心して暮らせるまちづくりを推進していく上でも同じ土俵に位置しています。「行学一如」「自利・利他円満」の精神の下、東北福祉大学で地域防災について学ぶことは、医療や福祉活動を円滑に進めていく地域そのものを深く学ぶことにもつながっているのです。
会場からの大きな拍手はしばらく鳴り止むことが無く、地域防災力向上における社会福祉活動の意義が、参加者一人一人の心に確実に届いた講演会であることを表していました。
このように、福祉と地域防災は、皆が幸せに安心して暮らせるまちづくりを推進していく上でも同じ土俵に位置しています。「行学一如」「自利・利他円満」の精神の下、東北福祉大学で地域防災について学ぶことは、医療や福祉活動を円滑に進めていく地域そのものを深く学ぶことにもつながっているのです。