この授業は、社会人として仕事をするうえで必要なコミュニケーションの基礎を、演習形式で身につけることを目指すもので、本学科の特色ある教育プログラムの一つです。担当講師は、全国各地の医療機関等でスタッフ採用・育成・組織運営などに関わっている3名のプロ講師<小佐野美智子先生、星野まり先生(株式会社C-plan)、木村陽子先生(有限会社ビューロコンパス)>で、2名の専任教員(山口政人教授、渡部芳彦教授)とともに手厚いプログラムを提供しています。
実社会では職業上、様々な能力が求められますが、社会人としての基本である、礼儀、マナー、挨拶、報告、連絡、相談といった相手を敬う心や行動は、ネット社会が主流になりつつある今の時代こそ大切にしたいものです。様々な人と良好な人間関係を構築することができれば、いろいろなことがより良い方向に向かっていきます。そのためには、どのような知識が必要か、どのような行動が必要か、何に気をつけると良いのかなど、座学と実践を通して学べる授業づくりに重点を置いております。実際に医療機関実習を経験した3年生の実習報告には、患者さんとのコミュニケーション、あるいは医事課でのスタッフミーティングの際、この授業で学んだ接遇や対人対応の心得などが役に立ったという感想を聞いております。
この授業では3年次「医療機関実習(診療情報管理士受験資格科目)」を履修する人は必修ですが、将来医療機関の事務職として働きたい人、あるいは医療分野に限らず企業や公務員等を目指す人も履修できます。将来、みなさんが様々な分野で活躍されることを願って、きめ細やかに学びのサポートをしていきたいと思っています。

山口政人 教授
渡部芳彦 教授

小佐野美智子(株式会社C-plan 代表取締役)
東北大学経営学修士(医療福祉システム講座)後、金融機関や会計事務所系コンサルティングファームを経て、2005年より現職。組織改善、診療所の開業支援、運営支援、医療機関のチームビルディング(採用・育成・人事評価)、医療接遇の講演・研修など、全国各地で年間300回以上の研修・講演実績を重ねている。医療人の姿勢やコミュニケーション・コーチングなど日々クライアントに密着した支援を精力的に行っており、医療人としての在り方について広く伝え、現場の相談に乗り組織・チーム作りを行っている。現代経営研究学会:副会長、医療経営コンサルタント資格所持。医療接遇アドバイザー認定(商標登録)を行っている。

木村陽子(有限会社ビューロコンパス代表取締役)
看護師として医療機関に従事後、メディカルサービス業のビューロコンパスを設立。大腸肛門科仙台桃太郎クリニックの開業から経営に参画し、クリニックのマネジメントや人財育成に携る。ICF国際コーチング連盟認定ACCのプロコーチとして、医療におけるコミュニケーションの充実、関係性の質の向上を看護師をはじめ医療従事者に研修を通して伝えている。

星野まり(株式会社C-plan 経営企画推進室)
東北福祉大学 医療経営管理学科の卒業生。メディカルクラークと診療情報管理士の資格を活かし、クリニックでの実務経験を基に業務改善コンサルティング実施。患者アンケート分析からの集患対策やインシデント分析からの仕組み改善も手掛け、患者と従業員の満足度向上に注力。株式会社C-plan経営企画推進室所属。東北福祉大学総合福祉学研究科修了。
