2026/06/25 社会福祉学科 地域創生推進センター
【阿部ゼミ】防災学習プログラムをサポートする!(古川学園高校 教育旅行)
6月10日、社会福祉学科の阿部利江ゼミが学生サークル団体PASSと協同し、「深沼うみのひろば」で高校生の防災・減災教育に携わりました。
※「深沼うみのひろば」は地域の交流拠点として今野不動産株式会社が運営する施設で、体験型の防災学習プログラムを開発し、県内外の教育旅行を受け入れています。
この日、古川学園高校の生徒36名が「深沼うみのひろば」を訪れました。高校生は「東日本大震災前後の荒浜地区」や「災害時の対応方法」についてVR機器を用いた疑似体験をおこなったほか、本学学生による「語り部」「避難所運営ゲーム(HUG)」「探訪(施設から荒浜記憶の鐘へ)」といった防災学習プログラムに取り組みました。
今回、阿部ゼミからは2年生の遠藤さんが「語り部」として東日本大震災の記憶や教訓を語り継ぎ、同ゼミの4年生がサークル団体PASSの学生とともに「避難所運営ゲーム(HUG)」でファシリテーターを務めました。
大学生が高校生の防災学習をサポートすることは、単に交流や知識の伝達に留まりません。大学生にとっては、これまでの学びで培った知識や技術を社会へ還元する「実践の場」であり、高校生にとっては、年齢の近い大学生をロールモデルとしながら「災害時には自分たちも地域の力になれる」と主体的に防災を学ぶ契機となります。
若い世代がともに防災・減災を学び続ける時間や場を作るには産学民の連携が不可欠です。本学も引き続きその一助を担うとともに、阿部ゼミもこのような地域に根ざした活動を続けてまいります。
学生の感想
- 高校生をサポートする立場だったが、東日本大震災の教訓や災害時の対応方法など、私自身も勉強になることが多かった。HUGは上手くサポートできるか不安もあったが、大学で学んでいるソーシャルワークの視点や考え方から高校生に伝えられることもあると気づかされた。地域の災害リスクを知り、日頃から災害に対する備えと意識を高めておくことの大切さを再認識する活動だった。 [4年生]
- HUGでは避難所の環境や避難者の様子を想像することが難しい高校生に対して、自分の経験を基にカードの読み解き方や必要な支援をアドバイスした。一緒に避難所生活への理解を深めることができたと思う。その後は「荒浜記憶の鐘」まで一緒に歩いた。写真や映像だけでは感じ取れない被災地の「現実の重さ」を知り、その光景に圧倒された。今回の活動を通じて、震災の記憶や教訓を次の世代へと語り継いでいくことの大切さを改めて実感した。[4年生]
- HUGでは本部や炊き出しなどを配置する場面で高校生と自分の考えが異なった。高校生に「なぜここに配置したのか」を尋ねると、「どんな人にも目を配って対応できるようにするため」という明確な考えがあった。私自身が初めてHUGを体験したため、正直サポートどころではなかったが、高校生が深く避難所の様子を想像して取り組んでいることを感じた。今後、実際の避難所の運営に携わる機会があれば、私も積極的に協力したい。[4年生]
- 高校生に向けた語り部の経験は浅く、最初はとても緊張した。しかし、高校生が真剣に耳を傾けてくれているのを感じ、安心して話を進めることができた。途中の問いかけや意見を求めた際にも主体的に応じてくれた姿が強く印象に残っている。あっという間の時間だったが、私にとって充実感を得られる機会になった。高校生の皆さんと、この場を設けていただいた生涯学習ボランティア支援課の方々に感謝したい。[2年生]

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