2022/09/06 福祉心理学科 総合福祉学研究科 社会福祉学専攻
【学び】令和4年度研修会を開催 / 福祉心理学専攻 臨床心理学分野
福祉心理学専攻臨床心理学分野では東北福祉大学臨床心理相談室と共催で本学臨床心理学分野の修了生を対象とした研修会を、8月11日(木・祝)に仙台駅東口キャンパスにて開催しました。
修了生を対象とした研修会はこれまでは本学臨床心理相談室が主催して2013年より年に1度、外部講師をお招きして講演(1時間)と事例検討会(2時間)を行ってきました。新型コロナウイルスの影響で2020年より休止していましたが、3年ぶりに感染予防対策を実施したうえで対面形式にて行いました。
今回、講師に本学副学長・教授の大島巌先生と本学名誉教授の宇田川一夫先生をお招きして、「対人援助職の研修研鑽の在り方について」というテーマでご講演いただきました。また、研修会の後半には事例検討会も行われました。5時間に及ぶ研修会でしたが、対人援助職として卒後研修の重要性と学び続けることの意味について改めて考える機会となりました。
修了生を対象とした研修会はこれまでは本学臨床心理相談室が主催して2013年より年に1度、外部講師をお招きして講演(1時間)と事例検討会(2時間)を行ってきました。新型コロナウイルスの影響で2020年より休止していましたが、3年ぶりに感染予防対策を実施したうえで対面形式にて行いました。
今回、講師に本学副学長・教授の大島巌先生と本学名誉教授の宇田川一夫先生をお招きして、「対人援助職の研修研鑽の在り方について」というテーマでご講演いただきました。また、研修会の後半には事例検討会も行われました。5時間に及ぶ研修会でしたが、対人援助職として卒後研修の重要性と学び続けることの意味について改めて考える機会となりました。
参加者の声 (修了生・在校生)
『心理療法のアプローチはまず自分の核となるものをもってから、という宇田川先生のお話に共感しました。臨床経験を重ねていく中で、改めて心理職について振り返ることで自分の立ち位置を客観的に確認できたような気がします。そのように心理臨床の理解を深めていく中で、現場では大島先生が話されたような多職種連携が求められる、そんな現実を改めて確認できたような気がします。今後は、多職種連携のための心理職の役割についてどのような考えで何を守り何を提供して連携していくのか、今のところは何となく現場の状況をアセスメントしながら行っていますが、改めて考えていく必要があると思いました。』
『私も福祉領域で働いているので、大島先生のお話はとても興味深かったです。「実践上の問いは研究上の問いになる」という言葉が印象に残りました。日々の実践で「おやっ」と思う場面は多々あるので、それを次のステップ(深める、研究する)に繋げていきたいと思いました。宇田川先生のお話は、自分が心理職として何を深め何を見ていくのかについて考える機会になりました。とても興味深い講演会でした。』
『私も福祉領域で働いているので、大島先生のお話はとても興味深かったです。「実践上の問いは研究上の問いになる」という言葉が印象に残りました。日々の実践で「おやっ」と思う場面は多々あるので、それを次のステップ(深める、研究する)に繋げていきたいと思いました。宇田川先生のお話は、自分が心理職として何を深め何を見ていくのかについて考える機会になりました。とても興味深い講演会でした。』
『大島先生のご講演の中で、モヤモヤ体験・「おやっ」体験というのが、最終的に自身の専門性の向上に繋がっていくというお話が印象に残りました。現在、実習に取り組む中で、子供たちの行動の理由を探ろうと思って考えてはいるものの、中々難しく悩むことが多くあります。しかし、そのような思いが支援の質を高めるといった専門家としての技術力向上に結びつくのだと学び、自分なりの答えが出るまで向かい合ってみようと思える機会となりました。』
『「学び続けること」がテーマでしたが、普段大学院で講義をしてくださっている先生方が、熱心にメモを取りながらお話を聞く様子が印象的でした。まさに「学び続けること」を体現されている先生方の背中を見ながら、宇田川先生や大島先生のお話を聞き「学び続けること」の深さを感じました。学び続けるための方法は多様にあり、それによって得られる支援者としての在り方があるのだと知ることができました。大学院を卒業しても学びを止めない支援者でありたいと思います。』
『「学び続けること」がテーマでしたが、普段大学院で講義をしてくださっている先生方が、熱心にメモを取りながらお話を聞く様子が印象的でした。まさに「学び続けること」を体現されている先生方の背中を見ながら、宇田川先生や大島先生のお話を聞き「学び続けること」の深さを感じました。学び続けるための方法は多様にあり、それによって得られる支援者としての在り方があるのだと知ることができました。大学院を卒業しても学びを止めない支援者でありたいと思います。』
この記事に関するお問い合わせ
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