2022/12/09 福祉心理学科

【学び】学年を超えた交流から生まれる学び / 養護教諭養成課程

養護教諭養成課程では、毎年、養護実習を終えた4年生とこれから実習に臨む3年生の合同講義を開講しています。講義には、1年生と2年生の参加希望者も加わり、縦割りの交流会を行っています。

今年度は4年生40人が企画・進行を行い、1~3年生の45人が参加しました。4年生は、養護実習の報告や事前に集めた質問への回答を行いました。また、グループに分かれ、実習や採用試験の対策、進路のことなどの質問に丁寧に答えていました。

緊張している下級生の表情がだんだんと緩んでいく様子に、4年生の成長と頼もしさを感じました。養護教諭養成課程の学年を超えた交流の機会は、下級生だけではなく4年生にとっても学びの多い機会になっているようです。


下級生の感想

『養護実習について、「はじめはできないことでも最後の週にはできるようになることもある」との言葉を聞いて,臆せず挑戦していこうという気持ちになりました。』

『交流会では教員採用試験に向けての勉強法を聞くことができたのでモチベーションがあがりました。』

『自分の想像以上に狭き門であり、先輩方の努力や経験の過程を知りました。その一方で、養護教諭になりたいという気持ちも高まった気がします。』

『先輩方の体験談を直接聞くことができ、新しく気づいたことがあったり、分からなかったことが解消できたりと、有意義な時間を過ごすことができました。』

『先輩の実体験を聞く貴重な交流会は、遠く感じていた将来の夢をまた考え直すきっかけになった。』

4年生の感想

『グループワークなどを通して、後輩にアドバイスすることができたため、自分の経験を活かせたと感じた。話す中で、あらためて実習での学びは様々あり、養護教諭になるための大切な学びの場であったことを実感できた。』

『他の4年生の話を聞いて、選択肢が多いと将来の幅が広がると感じました。これからでも遅くはないと思うので、少しでも興味があったら迷わずチャレンジしてみようと思いました。』

『自分自身の経験を話すことで、これまでの経験の整理ができたり、自分の考えにあらためて気付いたりすることができた。』

『1・2年生の頃を思い出すきっかけにもなったので、気持ちを新たに勉強を頑張ろうと思いました。』

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