初年次教育(リエゾンゼミⅠ)
リエゾンとは“つながり”のこと。社会でもっとも必要とされるコミュニケーション能力を伸ばす演習や、問題発見・解決能力を養う演習などを通して、1年次から将来のキャリアにつながる基礎をつくります。
授業・教育の目標
3人のクラス担任が多面的にサポート。 2年次もアドバイザーとして継続的に支援。ゼミを通して、学生・社会人としての基礎・基盤づくりをめざします
大学生活を充実させるためには、入学後早いうちからはっきりした目標をもつことが重要です。東北福祉大学では1年次生を対象とする「リエゾンゼミⅠ」を設け、将来のキャリアにつながる学習を行います。リエゾンとは“つながり”のこと。社会でもっとも必要とされるコミュニケーション能力を伸ばす演習や、問題発見・解決能力を養う演習などを通して、社会の一員として広い視野をもち、役割を果たす上で必要な基礎をつくることをめざします。
「リエゾンゼミⅠ」のクラスには担任が3人ついています。教員と事務スタッフ、先輩学生の3人体制で1年生をサポートします。 先輩学生はTA(Teaching Assistant)と呼ばれる大学院生またはPM(PeerMentor)と呼ばれる3・4年次学生です。1年次は相談内容に応じて話しやすい相手を選べます。この3人のクラス担任は2年次でもアドバイザーとして相談に応じ、支援します。 また、2年次の「リエゾンゼミⅡ」では、専門分野の基礎を学び、社会に出て働くためのより具体的な能力開発を行います。1・2年次のゼミと3人担任制は自信をもって社会に出ていくための“ 学びの支援システム”です。
「リエゾンゼミⅠ」のクラスには担任が3人ついています。教員と事務スタッフ、先輩学生の3人体制で1年生をサポートします。 先輩学生はTA(Teaching Assistant)と呼ばれる大学院生またはPM(PeerMentor)と呼ばれる3・4年次学生です。1年次は相談内容に応じて話しやすい相手を選べます。この3人のクラス担任は2年次でもアドバイザーとして相談に応じ、支援します。 また、2年次の「リエゾンゼミⅡ」では、専門分野の基礎を学び、社会に出て働くためのより具体的な能力開発を行います。1・2年次のゼミと3人担任制は自信をもって社会に出ていくための“ 学びの支援システム”です。
リエゾンゼミでは大学生活および卒業後の職業人生における基礎・基盤となるさまざまなことについて学びます。例えば新入生の皆さんが東北福祉大学に1日も早くとけ込めるためのテーマ( 建学の精神、カリキュラム、学生生活、ボランティア活動など)について理解を深めます。また、皆さんが講義、ゼミ、研究そのほかの諸活動に意欲的・自立的・効果的に取り組むための基礎となる心構えやスキルを学びます。さらに、社会人そして卒業後の職業人生を意識して、倫理観、社会的責任、態度などについて考える機会とします。
リエゾンゼミの授業の様子
リエゾンゼミⅠにおける基本的な学習
1.居場所・関係づくり
自己紹介やアイスブレイク等を通して、お互いに知り合い、人間関係づくりを行い、大学生活になじむことで、大学での学びに意欲的に取り組むことができるようになります。履修支援や学修支援もご活用ください。 なお、困ったときは、主担任や副担任、ピアメンターにオフィスアワーや「TFU Edu Track」のQ&Aなどを活用して気軽に相談してください。2.基礎学力向上
基礎学力の向上により、大学での学びにスムーズに取り組むことができます。また、就職活動での「一般常識」(社会・国語・英語・数学・理科・時事問題など)の試験対策にもなります。 本学では、「TFUリエゾンドリル」により基礎学力向上に取り組みます。3.初年次教育による学習
高校から大学へのスムーズな移行を可能にするための初年次教育プログラムによる学習です。4.感性と社会活動経験
感性は学びの根っこにあります。気づき、感じとることによって意欲や関心が湧き、そして問題意識を持って考え、学ぶようになります。また、福祉(ウェルビーイング)においては人の気持ちや変化に気づく感性(感じとる力)を磨くことが重要です。そこで、本学は「感性を育む大学環境」づくりに努めています。リエゾンゼミⅠでは、本学の感性教育施設・設備等を活用して感性を育むことを推奨しています。 また、本学は建学の精神「行学一如」と教育の理念「自利・利他円満」を踏まえて、ボランティア活動や国際交流・留学などの社会活動経験を通して、人間力と社会力を培います。そこで、リエゾンゼミⅠでは、ボランティア活動や国際交流・留学を推奨しています。5.キャリア形成
本学は、「自らかかわる、自ら考える・気づく、自らアクションを起こす」ことを目標に、本学が開発したリエゾン型キャリア教育を通じてキャリア形成を支援しています。リエゾンゼミⅠでは、ガイダンスや講演・就職活動報告、キャリアに関する知識と能力の到達度の評価(学修ポートフォリオ)、キャリアセンターの利用等を通して、キャリア形成に必要な知識や能力、勤労観・職業観などの価値観を学び、将来の職業生活や進路選択に対する動機づけ・方向づけを行います。詳しくは、「キャリア形成関連の学修・資格・科目」をご覧ください。初年次における地域社会・ 国際社会に関する学習
本学では、本学の目的・使命として地域社会・国際社会の発展に貢献することを掲げています。そこで、初年次では、次の1と2の学びに取り組みます。また、3~8の学びに取り組むことができます。
〔参考リンク〕
1.認知症サポーターの資格取得
全学生が初年次で「認知症サポーター」の資格を取得します。認知症サポーターは、認知症を知り、地域をつくるための資格です。〔参考リンク〕